岡白駒とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 職業 > 儒学者 > 岡白駒の意味・解説 

おか‐はっく〔をかハクク〕【岡白駒】

読み方:おかはっく

[1692〜1767]江戸中期儒学者播磨(はりま)の人。中国の小説の訓訳もした。著「皇朝儒臣伝」「小説奇言」など。


岡白駒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 22:47 UTC 版)

岡 白駒(おか はっく、1692年元禄5年)9月 - 1767年12月28日明和4年11月8日))は、江戸時代中期の儒学者である。姓は岡田とも表記させる。字は千里で、号は龍洲。通称は太仲。本姓は河野。

経歴・人物

播磨網干(現在の兵庫県姫路市)生まれ。幼年期に摂津西宮に転じ、医学を学び医師を家業としていた。後に江戸肥前長崎大坂と転々と移住する一方で、上洛して朱子学等の儒学を学び、鍋島氏に仕えた。

その後長崎に戻り、主に唐代における小説白話小説)を和訳することに専念した。これによって、佐賀藩の支藩であった蓮池藩に仕えるようになる等一躍有名となった。晩年には、京都へ戻り同じ儒学者であった岡島冠山と共に、再度小説の和訳や講義を行った。また門人の沢田一斎を輩出させたりする等、多くの儒学者に影響を与えた。

主な著作物

主著

このうち、上記の二作は『醒世恒言』に収録されている4話に訓点を入れて和訳した翻訳書である。

その他の著書

  • 『皇朝儒臣伝』
  • 詩経毛伝補義』
  • 『史記觹』

出典




岡白駒と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岡白駒」の関連用語

岡白駒のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岡白駒のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岡白駒 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS