山形松坂屋
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1956年2月開店。2000年8月20日 閉店。山形市七日町2-7-10。 1956年2月、地元商店街の共同組合方式で「丸久」として開業。山形市七日町2-7-2(現:セブンプラザ。同施設は再開発によって解体を予定) 1971年1月、松坂屋と業務提携を締結。 1973年1月、「丸久松坂屋」に商号を変更。同年3月、隣地へ移転。 当時のイメージキャラクターは江原真二郎・中原ひとみ一家。山形市内では江原ファミリーの印刷されたはがきが販促品として配布された。キャッチコピーは「ちょっとおしゃれな丸久松坂屋」、イメージCMは市内平清水からの撮影。 1980年3月、「山形松坂屋」に社名変更。キャッチコピーは「ふれあい山形松坂屋」 1973年度以降は当期赤字を計上しており、1975年8月期からは債務超過の状態が続いていた。松坂屋から人材の派遣や婦人服売り場の強化など売り場の見直しに取り組んだものの功を奏さず、2000年2月にグループ企業の整理を進める松坂屋からこれ以上経営を続けても損失の回復が望めないと最後通牒を通告され、会社解散を決定した。 2000年8月20日閉店。 2002年6月29日、旧山形松坂屋が入居していたビルを川崎市に本社を置く東邦エンタープライズが取得の上、改装し「ナナビーンズ」として開業。1 - 3階は民間フロア、4 - 8階は公共フロア、ビジネスホテル「ステイ・イン七日町」を併設した。 2017年3月、七日町通り沿いの3 - 7階に入居していた公的施設が同年3月末で撤退するため、東邦エンタープライズは3 - 6階部分をビジネスホテルに改装し、残りの部分はオフィススペースとして貸し出す方針を明らかにした。
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