七日町通りとは? わかりやすく解説

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七日町通り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/07 15:02 UTC 版)

会津若松市の通り

七日町通り
起点 会津若松市大町一丁目
終点 会津若松市七日町
接続する
主な道路
記法
福島県道59号会津若松三島線
野口英世青春通り
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
七日町通り

七日町通り(なのかまちどおり、なぬかまちどおり)は、福島県会津若松市内の通りの愛称。

概要

七日町通りは会津若松市の市街地の通りであり、野口英世青春通り西側からJR只見線七日町駅付近までを指す[1]

歴史

江戸時代には越後街道の経路で、米沢街道下野街道も経由しており、問屋、旅龍などが存在していた[1][2]。特に旅籠の数は多く、明治時代初期まで30軒の旅籠があったとされる[1]。七日町の名は、毎月七の日に市が立っていたことからとされる。

その後、1934年には通りの西に七日町駅が設置された[1]ほか、昭和時代後半には、国道49号の一部であり、自動車交通の発展により交通量の増加が見られた。これを受けて、現在の国道49号である若松バイパスの整備が行われ、現在は国道252号の経路となっている[3]

観光資源としての町並みの活用

1994年3月、歴史的建造物等を活かした商店街の再生等を目的とした任意機関、七日町通りまちなみ評議会が発足した。沿道にはレオ氏郷南蛮館や洋館、白木屋資料館、阿弥陀寺御三階などが存在しており、評議会ではこれらを活かした商店街の活性化を図っている[2]。また、2002年には只見線七日町駅の駅舎が改修され、アンテナショップなど役割も備えた「駅Cafe.」がオープンしている[1]ほか、会津若松市内で運転される観光向けのバス、「ハイカラさん」、「あかべぇ」も七日町通りを経由する[4]

交差する道路など

大町四つ角から七日町駅方面の順。交差する道路について、特記がない場合は会津若松市道。交差する道路については、左側が国道下り線側、右側が国道上り線側。

交差する道路/河川 交差点名/橋梁名
国道252号神明通り、市内東山町方面
会津若松駅方面
野口英世青春通り
市内中町方面
〈野口英世青春通り〉
大町四つ角
会津若松駅方面 福島県道59号会津若松三島線 -
会津若松駅方面 市内本町方面 -
市内町北町方面 市内日新町方面 -
- 西若松駅方面 (七日町駅前)
国道252号 会津坂下町柏崎市方面

沿線

脚注

  1. ^ a b c d e 会津若松市史研究会(2006年)、pp.28-30.
  2. ^ a b 七日町通りまちなみ評議会
  3. ^ 会津若松市史研究会(2009年)、pp.68-69.
  4. ^ 会津バス 路線バス まちなか周遊バス

参考文献

  • 会津若松市史研究会『会津若松市史10 会津、戦後から明日へ』、会津若松市、2009年
  • 会津若松市史研究会『会津若松市史19 会津の史的風景』、会津若松市、2006年

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