山形東作(やまがた とうさく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 15:27 UTC 版)
「ブンとフン」の記事における「山形東作(やまがた とうさく)」の解説
元小説家で盗作の天才。22歳のとき、東京大学仏文科在学中に書いた3編の短編小説が、それぞれ文學界新人賞・小説現代新人賞・群像新人賞を受賞した上、そのうち2編が芥川賞と直木賞を受賞し、作品はベストセラーとなり映画化もされ芝居にもなった。ところが、ある匿名の投書によって、この3編の小説は、いずれも古今東西の300以上の小説を巧妙につぎはぎして書かれたものであることが暴露され、マスコミから消える。その後、投書の差出人を突き止めて復讐するため、神田郵便局の集配人となる。ついに差出人がフン先生であることを突き止めたところで、クサキサンスケ警察長官から『続・ブン』執筆の依頼を受ける(『それからのブンとフン』では賞をすべて取り消されたのち、週刊誌のフリー記者になり、悪魔から投書主がフン先生であることを教えられる)。
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