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山口 晃

山口晃の画像 山口晃の画像
芸名山口 晃
芸名フリガナやまぐち あきら
性別男性
生年月日1953/8/5
星座しし座
干支巳年
血液型O
出身地埼玉県
身長161 cm
体重59 kg
URLhttps://www.seinenza-eihou.com/profile-1/seienza-m/yamaguchi-a/
靴のサイズ24 cm
プロフィール桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇コース卒。同劇団公演のほか、外部出演に、『新任署長正義漢』『から騒ぎ『テンペスト』TBS浮雲』『おりん』、映画『高原に列車が走った』、CMブルドック・ソース』『桃屋』、アテレコスターゲイト』ほか。
代表作品1年1991
代表作品1舞台から騒ぎ
代表作品2テレビ浮雲
代表作品3アテレコ・アニメスターゲイト
職種俳優・女優タレント/話す仕事
趣味・特技テーブルマジック/音作り日本世界各地楽器集め)/和太鼓

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山口晃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 05:43 UTC 版)

山口 晃
生誕 (1969-08-02) 1969年8月2日(55歳)
日本東京都
国籍 日本
出身校 東京芸術大学 大学院 美術研究科絵画専攻(油画)修士課程 修了
東京芸術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業
群馬県立桐生高等学校 卒業
著名な実績 現代美術家、現代浮世絵師
代表作 1998 山愚痴諦抄・尻馬八艘飛乃段
2005 成田国際空港 飛行機百珍圖
2012 新東都名所 東海道中 日本橋改
2012 平等院 養林庵書院 奉納襖絵
受賞 2001年 岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞
2013年 第12回小林秀雄賞
公式サイト Artists 山口晃
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山口 晃(やまぐち あきら、1969年8月2日[1] - )は、日本画家現代美術家。

来歴

1969年、東京都生まれ。群馬県桐生市で育つ。桐生市立昭和小学校桐生市立昭和中学校を経て、群馬県立桐生高等学校を卒業[2]多摩美術大学を1年で中退後、1994年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、1996年に東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程を修了。1997年会田誠に誘われ「こたつ派」展に参加。2001年岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞を受賞。2013年に『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞を受賞。

大和絵浮世絵のようなタッチで、非常に緻密に人物や建築物などを描き込む画風で知られる[3]。武士を馬型のバイクに乗せたり、現代の超高層ビルに瓦屋根を載せて描くなど、作品の多くが自由でユーモラスな発想で描かれている。書籍の装丁や広告のポスターの原画も数多く手掛け、成田空港の出発ロビーなどにパブリックアートとして作品が設置されている[4]。2012年に平等院にある養林庵書院に襖絵が奉納された。

主要取り扱い画廊は、ミヅマアートギャラリー

主な作品

絵画

  • 洞穴の頼朝(1990年)
  • どぶ川のほとり(1991年)
  • 落馬(1991年)
  • 十字軍(1993年)
  • 今様遊楽圖(2000年)
  • 何かを造ル圖(2001年)
  • 胎内巡り圖(2004年)
  • 歌謡ショウ圖(2004年)
  • 東京圖 奨堕不楽乃段(2001年)
  • 東京圖 六本木昼圖(2002年)
  • 階段遊楽圖(2002年)
  • 百貨店圖 日本橋三越(2004年)
  • 東京圖 芝の大塔(2005年)
  • 成田国際空港 飛行機百珍圖(2005年)
  • 四天王立像「廣目天」「増長天」「持国天」「多聞天」(2006年)
  • ラグランジュポイント(2006年)
  • 四季休息圖(2007年)
  • 渡海文殊(2007年)
  • Tokio山水(2012年)
  • ショッピングモール(2015年)
  • 前に下がる 下を仰ぐ(2015年)
  • 富士北麓参詣曼荼羅(2016年)…山梨県立富士山世界遺産センターにおいて原画を拡大パネル化
  • 日本橋南詰盛況乃圖(2021年)[5]

木版画(浮世絵)

  • 新東都名所 東海道中 日本橋 改(アダチ伝統木版画技術保存財団発行、2012年)[6]
  • 道後百景 伊佐爾波神社(アダチ伝統木版画技術保存財団発行、2017年)

その他

  • 携行折畳式喫茶室(2002年)
  • 山愚痴屋澱エンナーレ(2003年)
  • 新聞小説「親鸞」挿絵(2009年)

書籍

  • 『山口晃作品集』(東京大学出版会、2004年)
  • 『山口晃が描く東京風景 本郷東大界隈』(東京大学出版会、2006年)
  • 『さて、大山崎』(光村推古書院、2009年)
  • 『すゞしろ日記』(羽鳥書店、2009年)
  • 『ヘンな日本美術史』(祥伝社、2012年)
  • 『山口晃 大画面作品集』(青幻舎、2012年)
  • 『藤森照信×山口晃 日本建築集中講義』藤森照信共著(淡交社、2013年/中公文庫、2021年)
  • 『親鸞 全挿画集』(青幻舎、2019年)

主な個展 ・グループ展

  • イスのある茶室(ミヅマアートギャラリー、1998年)
  • 借景(ミヅマアートキャラリー、1999年)
  • 個展(無題)(ミヅマアートギャラリー、2000年)
  • 畫を描く歓び(ミヅマアートギャラリー、2001年)
  • 日清日露戦役擬畫(ナディッフ、2002年)
  • 「山口晃展」展(ミヅマアートギャラリー、2003年)
  • 山口晃 挿画菊燈台(ナディッフ、2004年)
  • 売らん哉(ミズマアートギャラリー、2004年)
  • おさらい(高橋コレクション、2005年)
  • 山口晃展(日本橋三越本店新館7階ギャラリー、2005年)
  • 北野家住宅×山口晃(北野家住宅、2006年)
  • ラグランジュポイント(中京大学アートギャラリーC・スクエア/ミヅマアートギャラリー、2006年)
  • アートで候 会田誠・山口晃展(上野の森美術館、2007年)
  • 山口晃 今度は武者絵だ!(練馬区立美術館、2007年)
  • 「さて、大山崎」山口晃展(アサヒビール大山崎山荘美術館、2008~2009年)
  • シドニービエンナーレ(オーストラリア/シドニー、2010年)
  • 山口晃展 東京旅ノ介(銀座三越8階催物会場、2010~2011年)
  • 望郷―TOKIORE(I)MIX(銀座メゾンエルメス8階フォーラム、2012年)
  • 山口晃展 ~山口晃と申します 老若男女ご覧あれ~(美術館「えき」KYOTO、2012年)
  • 山口晃展 ~付り澱エンナーレ老若男女ご覧あれ~(そごう美術館、2013年)
  • 山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ(水戸芸術館、2015年)
  • 山口晃展 松山シフト 〜道後に関する作品から代表作まで〜(愛媛県美術館、2016年)
  • ジャムセッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン(アーティゾン美術館、2023年)

出演

  • NHKアカデミア「山口晃 生きるヒントが、ここに。」(2024年1月24日、NHK Eテレ[7]

脚注

外部リンク


「山口晃」の例文・使い方・用例・文例

  • 山口晃(あきら)さん―画家
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