尾山のヒメハルゼミ
●よく聞ける時期 ●寄りみち | 能生白山神社の裏山の社叢は尾山といわれ、日本海岸の暖帯林の北部限界地で、地域の人の篤い信仰に守られてきた。そのため自然の植生が残っており、能生ヒメハルゼミ発生地として社叢とは別に天然記念物に指定されている。 ヒメハルゼミはセミ類の中ではもっとも小さい仲間に属し、体長は約3センチ。体が小さいわりには鳴き声が大きい。日本海側では兵庫県と、ここ能生町だけに発生し、能生町が北限地となっている。どちらも神社の社叢である。 7月中旬からは山全体で、ヒメハルゼミの大合唱(蝉しぐれ)が聞ける。「音頭取り」と呼ばれる雄に合わせていっせいに鳴いたり鳴き止んだりする様は、夏の音風景の一つ。 |
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