小さい仲間
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鳥越たち四人が中心となって、少年文学宣言の翌年である1954年6月に創立。 早大外からの参加者 安倍光子 北村順治 鴻巣良雄 斎藤文恵 - ここまでが初回参加者、ここから下は第二号以後からの参加者。 佐野美津男 佐々木守 横谷輝 前述済みの参加者からは小桧山、鈴木実、山元も参加。このほか寄稿者に安藤美紀夫、猪熊葉子、大井三重子など。 常に発行が遅れ、奥付について鳥越は規定の、古田は現実の発行日を主張した。看板作品は創刊号から最終号まで毎号山中が書いた連載『赤毛のポチ』で、山中の出世作にもなった。この出世作のため、当時山中と知人だった者は、山中をポチさんと呼んだ。 びわの実会は少年文学宣言に反対または無関心な者が多く、児童向けの新たな作品創作を主眼に長く続いたのに対し、小さい仲間は少年文学宣言に賛同した、児童文学評論に比重を置いた集まりで、1958年6月32号で終了とやや短命に終わった。
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