小栗雷太
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/05 15:02 UTC 版)
主人公。元刑事でかつては敏腕刑事すら匙を投げた事件を次々と解決し、新米刑事達の憧れで辻も尊敬するほどの若き天才刑事だったが、現在は「超越大陸」のオカルト雑誌記者。過去のある事件=妹の葵が連れてきた謎の教団「天使さまの集い」の教祖・天使さまが事故死した両親を蘇生させるがそれは両親に似た「何か」と見破ったことで雷太は壷で天使さまを撲殺、醜悪な化け物の正体を晒すが葵は泣きながら化け物の天使さまを守り、両親の姿をした何かから逃げるも葵とともに捕まり10年間育てられる。警察官になるため葵と共に家を出るが引きこもりになってしまい、自分たち兄妹の人生を180度メチャクチャに変わらせてしまったエイリアン達を憎み、すべて駆逐するために追っている。鋭い洞察力を持ち、複製人間のニセ館川歩であることを知り、エスカ(いくらちゃんの名前)とアクティベーターの存在、警察が世間から隠している八木沢高校の「あること」にたどり着く。動物型は元人間で真のエイリアンがアクティベーターであることと辻の調査で八木沢高の生徒全員が複製人間でちとせもその一人であることを知ってしまい、動物型は元人間の自分達を改造したアクティベーターに報復するために追跡、彼らが殺していた八木沢高校の複製人間の生徒こそがアクティベーター(本物の宇宙人)であることを確信する。トナカイからちとせがイピラダ星人とアクティベーターの司令塔アバターであることと一ヵ月後の地球滅亡の件を聞かされた後、葵と殺人を犯してでも移民船を乗っ取る話をするが、葵に説得されトナカイの仲間になることと移民船に乗ることを拒否。世間に知らせるために地球滅亡の記事を書こうとするが、編集長ことカワムラに水道水を飲まないよう警告され、トナカイの真の目的と娘の葉子の救出を託されるが目の前で編集長を射殺されてしまう。編集長の射殺後、急いで廃墟に向かい葉子を見つけるがアクティベーターに操られて編集長を射殺したちとせと鉢合わせるも、アバターの弊害で自分と葉子を撃てないちとせをキスで動揺させて葉子を託した。葉子の救出後、自宅で葵と共に服薬自殺を図ろうとするが最後まで諦めない辻に「らしくない」と止められ、続けて羽根の生えた葵に隕石から辻と共に助けられ、最後はアクティベーターが乗ったイピラダ星人の宇宙船で地球を脱出する。
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