対決まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:36 UTC 版)
「井岡一翔 対 八重樫東戦」の記事における「対決まで」の解説
井岡ボクシングジム所属の井岡一翔は、大阪府堺市出身。興國高等学校で高校6冠を記録した後、東京農業大学でさらにアマチュア経験を積み、大学を2年時に中途退学して2009年4月にプロデビュー。5戦5勝を重ねて、2010年10月10日に日本ライトフライ級王座を獲得したが、すぐに王座を返上。2011年2月11日、神戸市においてデビュー7戦目でWBC世界ミニマム級王者オーレイドン・シスサマーチャイ(タイ)に挑戦、5回TKO勝ちを収めて日本人最短で世界王座を獲得した後、2度の連続防衛に成功した。 大橋ボクシングジム所属の八重樫東は、岩手県北上市出身。岩手県立黒沢尻工業高等学校から拓殖大学へ進む中でインターハイ優勝、国体優勝などのアマチュア経験を積み、大学卒業後の2005年3月にプロデビュー。プロ5戦目で東洋太平洋ミニマム級王座を獲得した後、2007年6月4日に後楽園ホールにおいて、当時のWBC世界ミニマム級王者イーグル・デーン・ジュンラパン(当時のリングネームはイーグル京和、角海老宝石ボクシングジム所属)に7戦目で挑戦したが、2回に偶然のバッティングで顎を2か所骨折するアクシデントもあり、判定負けで挑戦失敗。その後に日本ミニマム級王座を獲得して3度防衛。世界再挑戦の機会を待ち、2011年10月24日に2度目の世界挑戦としてWBA世界ミニマム級王者ポンサワン・ポープラムック(タイ)に挑戦し10回TKO勝ちを収めて王座を獲得した。 ハンドスピード、フットワーク、精神力は井岡、八重樫に共通した特徴で、井岡は距離感、切れのあるパンチを身上とし、八重樫は特に左右の動きが速く、パンチの回転力がある。両者は井岡の東農大時代に3度ほどスパーリングで手を合わせており、2011年5月18日には大橋ジムで実戦並みの緊迫したスパーリングを見せている。
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