みっしゅう‐しがいち〔ミツシフ‐〕【密集市街地】
密集市街地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:51 UTC 版)
密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律(密集市街地整備法)第2条で、密集市街地とは当該区域内に老朽化した木造の建築物が密集しており、かつ、十分な公共施設がないことその他当該区域内の土地利用の状況から、その特定防災機能が確保されていない市街地としている。木造住宅が密集していることから、『木造住宅密集地域』(『木密(もくみつ)』と略されることもある)や、『木造住宅密集市街地』と呼ばれることもある。過密も参照。 国土交通省が2021年(令和3年)に公表した『地震時等に著しく危険な密集市街地』によれば、全国の密集市街地の総面積は約2200haであり、2021(令和3年)に閣議決定された『住生活基本計画』において2030年(令和12年)までに解消することを目指している。 「地震時等に著しく危険な密集市街地」の地区数・面積一覧 (R3年現在) 都道府県名面積(ha)関連自治体埼玉県 54 川口市 千葉県 8 浦安市 東京都 247 台東区、墨田区、品川区、大田区、北区 神奈川県 355 横浜市 滋賀県 10 大津市 京都府 220 京都市 大阪府 1014 大阪市、堺市、豊中市、門真市、寝屋川市、東大阪市 兵庫県 190 神戸市 徳島県 5 鳴門市、牟岐町 高知県 18 高知市 長崎県 95 長崎市 沖縄県 2 嘉手納町 全国 計 2219
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