宝の華K-8104【タカラノハナK-8104】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7036号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | しろたもぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 宝の華K-8104 よみ:タカラノハナK-8104 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タカラバイオ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県大津市瀬田三丁目4番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野由己太 田中裕子 前田茂伸 松井侑 貝沼禎介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種どうしを交配して育成されたものであり,菌さん中央部の色が灰茶で,菌柄の形が細長の菌床栽培向き品種である。 菌さんの大きさは中,断面は丸山形,中央部の色は灰茶色,周縁部の色は浅灰茶色,肉の厚さは薄,肉質は普通,斑紋の多少は少,大小は小,分布の状態は中央部,明瞭度は不明瞭である。菌しゅうの色は淡橙黄色,並び方は正常,幅及び密度は普通である。菌柄の菌さんへのつき方は中心生,形は細長,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71~80日,菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日,芽出し最適温度は15~18℃,子実体の成長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型,収量は81~120g/瓶以上,有効茎本数は41本以上である。 「宝の華M-8171」と比較して,菌さんの斑紋が不明瞭であること,菌柄が有色であること等で区別性が認められる。なお,「宝の華M-8171」等との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年出願者の施設(滋賀県大津市)において,野生種どうしを交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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