宝の華K-4530【タカラノハナK-4530】(きのこ類)
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登録番号 | 第12052号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 宝の華K-4530 よみ:タカラノハナK-4530 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タカラバイオ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県大津市瀬田三丁目4番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 前田真奈美、八木和嘉子、田中裕子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さん中央部が浅灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは小、断面は丸山形、中央部の色は浅灰茶色、周縁部の色は灰黄色、肉の厚さはやや薄、肉質及び斑紋の多少は普通、大小は大、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は淡橙黄色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはやや長、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71~80日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日、芽出し最適温度は15~18℃、子実体の生長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。「宝の華M-8171」と比較して、収量が多いこと、菌しゅうの並び方が正常であること等で、「Lu 1-2」と比較して、収量が多いこと、菌さんの断面が丸山形であること等で区別性が認められる。なお、「宝の華M-8171」及び「Lu 1-2」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の施設(滋賀県草津市)において、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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