宝の華K-0202【タカラノハナK-0202】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5363号 |
登録年月日 | 1997年 1月 30日 | |
農林水産植物の種類 | しろたもぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 宝の華K-0202 よみ:タカラノハナK-0202 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タカラバイオ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県大津市瀬田三丁目4番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野由己太 田中裕子 日下部克彦 木野真奈美 松井侑 森田日出男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株由来の一核菌糸どうしを交配し育成されたものであり,菌さん中央部の色が暗黄褐色で,菌柄の形が太短の菌床栽培向き品種である。 菌さんの大きさは大,断面は丸山形,中央部及び周縁部の色は暗黄褐色,肉の厚さは厚,肉質は硬,斑紋の多少は多,大小は小,分布の状態は周縁部以外,明瞭度は普通である。菌しゅうの色は白色,並び方は正常,幅及び密度は普通である。菌柄の菌さんへのつき方は中心生,形は太短,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は 1.4以下である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は81~90日,菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日,芽出し最適温度は15~18℃,子実体の生長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型,収量は80g/瓶以下,有効茎本数は31~35本である。 「福岡林試M-1号」と比較して,菌さんの断面が丸山形であること,菌さんの肉の厚さが厚いこと,菌さんの斑紋の分布の状態が周縁部以外であること等で,「宝の華M-8171」と比較して,菌さんの周縁部の色が暗黄褐色であること,菌柄の色が有色であること等で区別性が認められる。なお,「福岡林試M-1号」「宝の華M-8171」との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の保存菌株由来の一核菌糸どうしを交配し,得られた 990株の中から選抜,栽培試験により諸特性が安定していることを確認して,4年に育成を完了したものである。 |
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