宝の華K-4587【タカラノハナK-4587】(きのこ類)
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登録番号 | 第13293号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 宝の華K-4587 よみ:タカラノハナK-4587 |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タカラバイオ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県大津市瀬田三丁目4番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 前田真奈美、宮尾佳代、田中裕子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さんの断面は平形、中央部が灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌糸密度は中、菌糸生長最適温度はやや低である。菌さんの断面は平形、大きさはかなり小、中央部の色は灰茶、周縁部の色は灰黄、肉の厚さ及び肉質は中である。斑紋の多少は中、大小は小、分布状態は中央部分、明瞭度は不明瞭である。子実層たくの並び方は正常、幅及び密度は中、色は淡橙黄である。菌柄の形は太長、長さは長、太さは中、色は灰色、肉質は中である。種菌接種後菌かきまでの培養期間、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間、原基形成最適温度及び子実体の生育最適温度は中である。子実体の発生型は株状、収量は極多、有効茎本数はやや少である。「宝の華M-8171」と比較して、菌さんの断面が平形であること、子実層たくの並び方が正常であること等で、「宝の華K-8104」と比較して、菌さんの断面が平形であること、菌柄の形が太長であること等で区別性が認められる。なお、「宝の華M-8171」及び「宝の華K-8104」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の施設(滋賀県草津市)において、出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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