安倍晋三内閣総理大臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:20 UTC 版)
「桜を見る会問題」の記事における「安倍晋三内閣総理大臣」の解説
招待者名簿をシュレッダーで廃棄した問題で、安倍が障害者職員の勤務シフトの問題だと国会で発言し、反発を招いた。 ツアー参加者を募る文書が地元有権者に送られていた問題について、2020年1月28日の予算委員会で共産党の宮本徹議員が募集時期をいつ知ったかと質問したところ、首相は「幅広く募っているという認識でございまして、募集しているという認識ではなかった」と回答し、周囲の失笑を誘った。さらに同予算委員会で、自身の議員事務所が政府の招待状発送前に招待決定を通知する文書を推薦者に送った事を認めた。 2020年1月30日の参議院予算委員会で18年4月の桜を見る会に自民党地方議員が多数招待されており9月の自民党総裁選対策だったのではないかという質問に対し「総裁選への出馬を最終的に決断し表明したのは18年8月だ。4月の桜を見る会の段階では、まったく白紙だった」と答えた。だが2017年に自民党総裁の任期が2期までから3期までに変わり2018年に3期目の自民党総裁になっている。各界功績者(総理大臣等)は15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人、19年は8894人である。 「長年の慣行」で参加者が増えていったと釈明するが、開催初年と最多年度を3回以上連続で会を開いた歴代首相と比べると増加数(6470人)と増加割合(約1.6倍)でトップになった。増加数では2番が小泉純一郎(2576人)、3位は中曾根康弘(1686人)。増加割合2位は岸信介の約1.4倍である。 桜を見る会前夜祭の領収書の宛名を確認するように求められた際に「宛名といった部分的なものでも営業の秘密に関わる事から公開を前提とした資料提供には応じかねるとの報告を受けた」と答弁した。なお、刑事確定記録によればホテルの領収書は晋和会あてに領収書が発行されている。
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