うちゅうはいけい‐ニュートリノ〔ウチウハイケイ‐〕【宇宙背景ニュートリノ】
宇宙ニュートリノ背景
(宇宙背景ニュートリノ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 06:10 UTC 版)
宇宙ニュートリノ背景(うちゅうニュートリノはいけい)または宇宙背景ニュートリノ(うちゅうはいけいニュートリノ、Cosmic neutrino background、CNB、CνB)は、ニュートリノから構成される宇宙の背景粒子放射である。
- ^ a b Steven Weinberg (2008). Cosmology. Oxford University Press. p. 151. ISBN 978-0-19-852682-7
- ^ Fixsen, Dale; Mather, John (2002). “The Spectral Results of the Far-Infrared Absolute Spectrophotometer Instrument on COBE”. Astrophysical Journal 581 (2): 817-822. Bibcode: 2002ApJ...581..817F. doi:10.1086/344402.
- ^ Mangano, Gianpiero; et al. (2005). “Relic neutrino decoupling including flavor oscillations”. Nucl.Phys.B 729 (1-2): 221-234. arXiv:hep-ph/0506164. Bibcode: 2005NuPhB.729..221M. doi:10.1016/j.nuclphysb.2005.09.041.
- ^ Cyburt, Richard; et al. (2005). “New BBN limits on physics beyond the standard model from He-4”. Astropart.Phys. 23 (3): 313-323. arXiv:astro-ph/0408033. Bibcode: 2005APh....23..313C. doi:10.1016/j.astropartphys.2005.01.005.
- ^ Komatsu, Eiichiro; et al. (2010). “Seven-Year Wilkinson Microwave Anisotropy Probe (WMAP) Observations: Cosmological Interpretation”. The Astrophysical Journal Supplement Series 192 (2): 18. arXiv:1001.4538. Bibcode: 2011ApJS..192...18K. doi:10.1088/0067-0049/192/2/18.
- ^ Bashinsky, Sergej; Seljak, Uro? (2004). “Neutrino perturbations in CMB anisotropy and matter clustering”. Phys.Rev.D 69 (8): 083002. arXiv:astro-ph/0310198. Bibcode: 2004PhRvD..69h3002B. doi:10.1103/PhysRevD.69.083002.
- 1 宇宙ニュートリノ背景とは
- 2 宇宙ニュートリノ背景の概要
- 3 宇宙背景ニュートリノの温度の誘導
- 4 CνBの存在の間接的な証拠
- 5 関連項目
宇宙背景ニュートリノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 18:40 UTC 版)
「コペルニクスの原理」の記事における「宇宙背景ニュートリノ」の解説
宇宙背景ニュートリノ(CNB)は、ビッグバン宇宙において非常に豊富に存在すると考えられる。CNBは、一様等方宇宙と等方非一様宇宙とでは、運動量・数密度の分布が異なると予想され、もしCNBを検出できればコペルニクスの原理の検証にもなるとみられる。
※この「宇宙背景ニュートリノ」の解説は、「コペルニクスの原理」の解説の一部です。
「宇宙背景ニュートリノ」を含む「コペルニクスの原理」の記事については、「コペルニクスの原理」の概要を参照ください。
- 宇宙背景ニュートリノのページへのリンク