宇宙星獣 ギロ星獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:27 UTC 版)
「ウルトラマンレオの登場怪獣」の記事における「宇宙星獣 ギロ星獣」の解説
第9話「宇宙にかける友情の橋」に登場。 人間並の知能を持ち、地球に住もうとギロ星から流れ着いた宇宙の追放者である怪獣。技は頭部の2本の触角から放射する白い泡で、相手を固めて動けなくするが、この触角は弱点でもあり、折られると力が弱まる。 遊園地の怪獣ショーに紛れ込んでいた時にトオルと出会い、友達になる。お菓子やアイスクリームを好むなどのおとなしさを見せるが、正体を見破ったゲンに車で追い回されて巨大化した後はレオと交戦し、トオルを連れ去ったまま瞬間移動で姿を消す。その後、MAC(特に、トオルはギロ星獣に催眠術で騙されていると考えたダン)からは危険な怪獣として追われ、再び巨大化してレオやMACと交戦する。最後はレオのクロスチョップで触角を折られ、自らの泡にまみれて絶命するが、トオルの願いを聞き入れたレオのリライブ光線によって蘇生し、トオルと握手を交わした後、レオによって宇宙へ送り帰された。 デザインは大澤哲三。頭部は等身大時のものが別途で描かれており、造形でも頭部を交換することで表現している。 スーツアクター(等身大):二家本辰巳 オープニングのテロップでは「宇宙星獣 ギロ」と表記されている。資料によってはこちらに準じているものや、「宇宙星獣 ギロ(ギロ星獣)」と記述しているものもある。 本当に善良な怪獣だったのかについては劇中で明示されていないが、1988年の帯番組『ウルトラ怪獣大百科』では、「トオルに催眠術をかけ、ボディーガード兼人質として連れ回した」などと、悪質な怪獣のように解説されている。 『ウルトラ怪獣攻撃技大図鑑』では、泡攻撃は「ウォームシャワー」と名づけられた。 内山まもるの漫画版では、マグマ星人に操られる怪獣として登場。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体として造型参考用の指示書に記述されていたが、最終的なリストには記述されていない。
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