宇宙の探索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 14:56 UTC 版)
5つの探査機(ボイジャー1号・2号、パイオニア10号・11号、ニュー・ホライズンズ)は太陽系を離れ、局所恒星間雲に突入する。様々な物質の衝突による損傷や原子力電池の寿命を迎えるため、これらの探査機が以降も機能や形状を持続できるかどうかは不明である。 現在からの年数出来事 10,000 パイオニア10号がバーナード星から3.8光年の地点を通過する。 25,000 1974年11月16日、宇宙に電波によって送信されたアレシボ・メッセージが球状星団M13に届く時間。これは銀河の遠い領域に対して電波でのメッセージの送信を試みた唯一の例である。このメッセージが届くまでの間に星団は、銀河系内で24光年ほど位置が変わるが、このメッセージは星団の直径である168光年以内のずれであれば届くとされる。仮に星団内に何らかの文明を持った惑星が存在し、地球へメッセージを返信したとしても、少なくともさらに25,000年ほどかかる。 32,000 パイオニア10号がロス248から3光年の地点を通過する。 40,000 ボイジャー1号がきりん座のグリーゼ445から1.6光年の地点まで接近する。 50,000 KEOのカプセルが発射された場合、地球の大気圏に再突入する時間。 296,000 ボイジャー2号が最も明るい恒星であるシリウスから4.3光年の位置を通過する。 80万 - 800万 銀河宇宙線の影響は現在まだあまり分かっていないが、パイオニア探査機の金属板が銀河宇宙線の侵食によって解読できなくなると推測される時間。 200万 パイオニア10号がアルデバランの近くを通過する。 400万 パイオニア11号がわし座の星の1つに近づく。 800万 LAGEOSの衛星軌道が墜落し、地球の大気圏に再突入する。(LAGEOSは遠い未来の人類の子孫へのメッセージと、未来の大陸について我々が予想した図を搭載している) 10億 2つのボイジャーのゴールデンレコードが情報を復元可能な寿命。
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