孤島の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:12 UTC 版)
「ヤミと帽子と本の旅人」の記事における「孤島の世界」の解説
ミルカ 家族の元を離れ、兵士達に守られながら孤島で暮らしている幼い王女。その身に秘められた強力な魔力によって、セイレンから狙われている。菓子パンやホットケーキといった甘い物が好きで、野菜が大嫌い。選り分けた野菜をこげ(エニア)に押し付けるなど、我侭なところもある。将来は兄のような男性と結婚したいらしい。惑星の精霊に匹敵するレベルの魔力を持つとされる。 オービットで製作中の作品『LUNAR CAGE』には、ヒロインの一人として登場予定。ただし、この作品は1999年時点で発表がされ、雑誌でテレカプレゼントなどを行ったにもかかわらず(2010年現在)10年以上続報がないことで有名である。 ちなみに彼女の目は青だが『LUNAR CAGE』の広告で紹介されたミルカというヒロインは緑眼である。 エニア 孤島の世界でのこげの依代である女悪魔。ミルカの兄によって召喚され、ミルカの護衛の為に孤島へ赴くことになる。 セイレン 声 - Terrier ミルカの傍に常に寄り添っている、歌が上手な謎の女性。実はイブへの嫌がらせとして、本の世界で厄介ごとを起こさせる為だけにリリスが生み出したフィギュアで妖魔。ミルカの魔力に目をつけて、歌の力でラスカレスや兵士達を洗脳するなどあの手この手で懐柔しようとする。本人にリリスに造られた自覚はなかったが、ひょんなことから本の世界に残るセイレンと図書館世界に戻ったセイレンに分裂する。図書館に戻ったセイレンは記憶を取り戻し創造主である当のリリスに存在を忘れられ、捨てられたと思い込み、ガルガンチュアに忠誠を誓っている。 最終的に黒セイレンはリリスと和解し、アルカディアの実質的な市長として日々働くこととなる(とあるエンドでは、厄介事全てを押し付けられた自分を差し置いてコゲとラヴラヴになるリリスにブチ切れる場面も)。また、白セイレンは本の世界に残留する。 ラスカレス ミルカを守る謎多き白虎。海を泳いだり、人語を解するなど色々と秘密があるようだが、結局その正体は謎のままに終わる。ケンちゃんとの親しげな様子から、COREブランドの作品『トーラス・ゼロ』に登場するラージャスタンと同一人物と見られているが、明言はされていない。 ミルカへ近づくその本心を見抜いていたかどうか定かではないが、セイレンとはかなり不仲であった。
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