ジャガーノート 戦慄の扉とは? わかりやすく解説

ジャガーノート 戦慄の扉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 20:59 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ジャガーノート 戦慄の扉』(ジャガーノート せんりつのとびら)は、ウィルが開発、トンキンハウス東京書籍のコンピュータゲームソフトブランド)が1998年11月19日に発売したプレイステーションアドベンチャーゲームである。

概要

MYST』タイプのアドベンチャーゲーム。全編プリレンダリングCGで構成され、移動時はムービーが再生され、高画質を実現・維持している。特定の場所(背景)を調べるとヒントやアイテムを得られ、それらを使って謎を解いていく。

物語

主人公のガールフレンドが悪魔に取り付かれ、悪魔祓いが行われるが効果がない。主人公が呼び出され、彼女の心の中に入り、原因を発見・解決するようにと神父に頼まれる。こうして主人公は彼女の精神世界へ入り、問題解決にあたる。

現実世界の登場人物

主人公
プレイヤー。ガールフレンドの精神世界を探索する。
ガールフレンド
悪魔にとり憑かれた女性。精神的な悩みや問題を抱えていた。
神父
ガールフレンドの悪魔祓いを担当する。しかし効果がなく、主人公に協力を呼びかける。

精神世界の登場人物

ネットワークする女性
女性の父親
ハッカー
非合法の臓器バイヤー。女性の臓器を狙い、ハッキングを仕掛けてくる。
研究施設に潜入した男性
施設で研究されているものを調べるため、潜入した工作員。
仲間の潜入員
施設の調査をサポートしてくれる。
研究施設のトップ
孤島に流れ着いた人物
主人公。村の一員に認められ、彼らと生活を共にする。
孤島の村の長老
孤島の村人
森の住人
悪魔
全ての元凶。精神世界の最後に現れる。アイテムを駆使して悪魔を倒せば、ガールフレンドは悪魔から開放され、ゲームクリアとなる。

精神世界

最初の世界
精神世界の入り口。夕日に染まる場所で、桟橋や塔などがある。
各世界への分岐
洋館のような屋内。これも精神の中。ここからより小さく分岐した世界へ移動する。この場所では主人公は、大人の体、子供の体、精神体と3種類に体を変化させる事ができ、それぞれの状態でしか通過できない通路が点在している。
ネットワーク世界
高度にネットワーク化された世界。登場する女性がネットワークを利用して楽しんでいるが、ハッカー(正確にはクラッカー)に命を狙われ、その対処に迫られる。
プリズン世界
未来の刑務所のような世界。刑務所とは名ばかりの、怪しげな研究が行われている様子がある。
孤島世界
周りを海に囲まれた孤島の世界。ある場所に虹がかかると、この世の終わりだという話が伝えられている。村人が殺されるという殺人事件が起こり、主人公に容疑がかけられる。主人公は事件解決のため動くこととなる。
森の世界
森の只中にある世界。所々に家が建っている。

隠しシナリオ

1度クリアすると隠しシナリオを遊べる。そのシナリオは意味深い内容が描かれており、その真相は様々に解釈できる。開発スタッフもこのシナリオが意味する事は、プレイヤー各人の解釈に全て委ねているとコメントしている。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジャガーノート 戦慄の扉」の関連用語

ジャガーノート 戦慄の扉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジャガーノート 戦慄の扉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャガーノート 戦慄の扉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS