天文3年の戦い 武田信隆、信政 vs 足利義明、武田信応とは? わかりやすく解説

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天文3年(1534年)の戦い 武田信隆、信政 vs 足利義明、武田信応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 23:30 UTC 版)

椎津城」の記事における「天文3年1534年)の戦い 武田信隆、信政 vs 足利義明武田信応」の解説

天文3年1534年5月真里谷城武田信隆(真里谷信隆)(庶子)と嫡子武田信応(真里谷信応)の間に家督争い起こり、信応が幼少のため叔父武田信助が小弓公方足利義明味方にして対抗した。「上總武田氏系図」其二 天文3年(1534年5月10日足利義明は、武田信応に上総本意通り叶ったら一庄与え約束をし、5月19日には武田信保(信清)、信応父子いずれかが必ず参陣するよう命じて大概味方参じたことを伝えた。 「道哲(足利義明書状」(大藤文書) 「於上総御本意之上、一庄可有御刷候、巨細二階堂中務太輔、堀江下総守可申遣候、謹言五月十日 道哲(足利義明武田大夫(信応)殿」 「道哲(足利義明書状」(大藤文書) 「如度々被仰出父子一人急度令参陣候者、可為御悦喜候、此口之事者大概味方参候心安存候巨砕堀江下総守可申遣候、謹言五月十九日 道哲(足利義明武田大夫(信応)殿」 天文3年1534年5月20日足利義明武田信隆を排するため、兵をあげ上総出陣した。(快元僧都記) 「快元僧都記」 「天文三年五月廿日 上総退治 義明御進発 十六日出御馬由申間 於當社一經十八日至廿二日 結願畢」 このため武田信隆は子の武田信政真里谷信政とともに真里谷城出て椎津城拠点移して立て籠もった。「上総武田氏系図」 「上總武田氏系図」其二 「信隆 幼名八郎太郎妾腹長男。信応後見の間、真里谷城住す。信応長ずるに及び、椎津城主と成る。天文二十辛亥八月二日卒。信隆院殿祥山全吉大居士天文3年1534年11月20日武田信応は足利義明援軍を受け、武田信隆の椎津城包囲して攻防戦繰り広げられた。この時、城兵余人討たれた「快元僧都記」。 「快元僧都記」 「天文三年十一月廿日將亦上總眞里谷推垏(椎津)城相掛。自大弓被ㇾ出御馬。敵百餘人被打取之由註進云々天下兵亂如ㇾ此。」 (天文3年11月20日はたまた上総真里谷椎津城、相掛くる。大弓より御馬出さる。敵百余人討ち取らるの由、注進云々天下兵乱此の如し武田信隆、信政父子は、椎津城を船で脱出し武田信隆は峰上城富津市天羽中郷)、子の武田信政造海城(つくろみ)(富津市竹岡城山)に入城し小田原北条氏手を握り足利義明対抗した。「快元僧都記天文6年1537年5月14日武田信隆は北条氏綱援軍根来金石斎大藤信基))を受け、真里谷城武田信応を排除するため、峰上、造海、新地天神台)の3城で挙兵し立て籠もった。(上総錯乱)「快元僧都記」。 これに対し天文6年1537年5月16日足利義明武田信隆の立て籠もる上城攻め5月18日には、足利義明方についた 里見義堯造海城攻めたその後5月27日和議成立武田信隆は降伏して城を出、北条氏綱頼って鎌倉逃れ横浜市金沢に居した。「快元僧都記」「東慶寺文書」「小弓御所様御討死軍物語

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