大黒商事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/17 18:04 UTC 版)
世界中に支社・駐在所を置くグループ企業であり、業種も食品や化粧品の販売から、エネルギー開発に至るまで多岐に亘る。それほど大規模な分、社内で発生するトラブルも多く、解決役として月島が駆り出される。 月島亮(つきしま りょう) 本編の主人公。普段は気の抜けた平社員に過ぎないが、熱いジャパニーズビジネスマン魂を持つ男。仕事の依頼を受けると直ちに覚醒、獰猛と言えるほど強気なその姿は「野獣」と称される。並みはずれた体力と豪快さに加えて種々の専門知識と高い調査力、幅広い人脈を以って交渉・ボディーガード・人命救助ほか何でもこなす。仕事中には多大な権限が与えられるため、経営陣には彼の起用をよく思わない者も多い。 上川 月島の後輩。月島を心から尊敬しているが、まだまだ経験不足。高峰と一緒に接待を行うあたり、今後を期待されていると思われる。 鮎川理子(あゆかわ りこ) 社史編纂室の室長。一応肩書き上は月島の上司だが、仕事の助手として同行することが多い。一見普通の女子社員に見えても、月島には及ばないものの人知を超えた実力の持ち主。 槙原麻木男(まきはら まきお) 大黒商事の本社ビルに勤める清掃員。月島と知り合ったことをきっかけに、破格の給料で怪しいバイトを回してもらえるようになる。インパラに例えられる草食系男子だが、友人の命を救う為に命を懸ける事が出来る勇気と屈強な男達の暴力から女性を己の身を盾にして護る事が出来る根性を持っている。 高峰専務(たかみね-) 大黒商事の専務であり、会長の娘婿にあたる。月島の起用に積極的な反面、意外と気が小さい。作者の他作品『警死庁24時』、『超・大魔法峠』にもよく似た人物が登場する。 武田建二(たけだ けんじ) 社史編纂室に配属された新入社員。18歳。中卒で元暴走族。知り合いの刑事の薦めで大黒商事を受ける。面接の際、月島を始めとした面接官達の挑発を受け、自分の関する事は耐え抜き、仲間に関する事で怒りを露にしたその気性を見込まれて合格した。
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