大韓民国政府により確認されたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 12:41 UTC 版)
「瀬取り」の記事における「大韓民国政府により確認されたもの」の解説
2019年3月、保守系野党・自由韓国党の白承周(ペク・スンジュ)議員が韓国軍合同参謀本部から直接報告を受けた内容での、瀬取り。 (単に「疑われるケース」ではなく、韓国軍が収集した通信・衛星情報などに基づいた数字) 以下、概要。 北朝鮮船舶による違法な瀬取りは2017年には年間60件程度だった。 18年には130件以上にまで増加していた。 違法な瀬取りはこれまで主に東シナ海で行われてきたが、実は西海(黄海の韓国呼称)でも同じように行われていたことも分かった。 韓国軍は北朝鮮の違法行為を確認してもこれを公表しない。 2019年4月、米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が5日に、海上で精油など石油製品を北朝鮮船舶に積み替えたと疑われる船を韓国政府がまた抑留中、と報じた。以下、概要。 パナマの国旗を掲げたK号で、米財務省が先月21日に公開した疑惑船18隻のうちの1隻。2月より釜山港に抑留。 韓国国籍の船P号も釜山港に抑留(韓国船が国連安保理の対北朝鮮制裁決議を違反した最初の事例の船)。 大韓民国の外交部はP号以外にも同じ容疑で2隻と、北朝鮮産石炭の運搬に関与した1隻の計3隻を2017年末または2018年初めから抑留。 なお、別の報道によると、このP号は韓国船籍「Pパイオニア号」であり、船長とその管理会社を船舶入出港法違反などの疑いで海洋警察が送検した。容疑は、2017年9月に東シナ海の公海上で4300トンの石油精製品を北朝鮮の船に積み替え、国連安全保障理事会の制裁決議に違反した疑い。この船は2018年5月から8月にかけて台湾の北300キロメートルの東シナ海上に停泊したことが複数回確認され、2017年以降、27回に渡り計16万トンの石油製品を運んだ疑いがある、と報じられた。
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