大西洋 地中海 1942年 - 44年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:57 UTC 版)
「マーブルヘッド (軽巡洋艦)」の記事における「大西洋 地中海 1942年 - 44年」の解説
1942年10月15日、改修が完了した「マーブルヘッド」は任務に復帰した。南大西洋方面軍に合流した「マーブルヘッド」は、1944年2月までレシフェおよびバイアから南大西洋で作戦活動に従事した。1944年1月8日、1月4日に軽巡洋艦「オマハ」と駆逐艦「Jouett」に捕捉されて沈んだドイツ封鎖突破船「リオ・グランデ」の生存者72名を救助した。 「マーブルヘッド」は1944年2月20日にニューヨークに帰還し、その後5か月にわたって北大西洋での船団警護任務に従事した。 続いて地中海に移動、7月29日にパレルモに到着し任務部隊に合流、ドラグーン作戦(フランス南部侵攻作戦)に参加する。8月15日から17日まで3日間、「マーブルヘッド」はサン=ラファエルのドイツ軍砲台を砲撃し、連合軍地上部隊が上陸した。18日にコルシカ島へ後退し、「マーブルヘッド」の任務は完了した。 帰国した「マーブルヘッド」は海軍兵学校の士官候補生の夏季訓練巡航を行ない、続いてフィラデルフィア海軍造船所に入渠した。ここで1945年11月1日に退役し、11月28日に除籍された。「マーブルヘッド」の船体は1946年2月27日にスクラップとして廃棄された。 「マーブルヘッド」は第二次世界大戦の戦功で2個の従軍星章を受章した。
※この「大西洋 地中海 1942年 - 44年」の解説は、「マーブルヘッド (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「大西洋 地中海 1942年 - 44年」を含む「マーブルヘッド (軽巡洋艦)」の記事については、「マーブルヘッド (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。
- 大西洋 地中海 1942年 - 44年のページへのリンク