大菱屋の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 17:26 UTC 版)
「みなぎ得一作品の登場人物」の記事における「大菱屋の住人」の解説
藤枝・教行(フジエダ・ノリユキ) H.N.「狭キ門(ジッド)」。 金属製の仮面で顔を隠した、白い外套の成年男性。復活後は、その精悍な素顔を晒している。 人間男性。大菱屋主人。番付・第4位。中央・八卦守・六十四卦の一人。 大召喚で顔を失った男。剣術ではラウラも勝ったことがないほどの実力者だったが、ダイダラ・血の鬼によって惨殺されてしまう。その後、血の鬼の力で復活。失った顔を得たばかりか、味野の言で「本当の名」を思い出した。ダイダラの思想に心酔し、同じ六十四卦のこまの説得を袖にし、味野と勝負をする。常に優勢を保っていたが、技に過信しすぎたが故に不意を突かれて殺される。 逸刀・綾衣(あやぎぬ)を用いる凄腕の刀使いで、通常の半分の薄さに鍛えられた綾衣による変幻自在の太刀筋が持ち味。必殺技は「四千斬獄」(ファイナル・アタック)。 白姫が隔世と黄泉を繋いだ際に「黄泉戦」として短時間のみ再登場した。 琴浦(コトウラ) メイド服を着た黒髪の猫耳少女。 化け猫の女性。藤枝の下女。 藤枝に常に付き従っている。大太・血の鬼の罠である「乗り物」を開けてしまい、藤枝と共に瞬殺される。人間に憧れており、復活後は猫耳がなくなっていた。 ダイダラに従ってメフィストに挑むが、やる気をなくしたメフィストはまともに相手をせず、最終的に魔術で猫に逆戻りした。 久右ヱ門(クウエモン) かなり太った大柄な男性。 人間男性。藤枝の下男。 琴浦と共に、藤枝に同行しているが、常に空腹を気にするなど仕事には不真面目。2人が惨殺された際も、我先にと逃げ出したが、「乗り物」に追い着かれて殺害された。後に、血の鬼によって復活。それなりに善戦するが、那賀須泥毘古が失った足を取り戻すための生贄にされたりした末に体内に潜り込んでいた血の鬼(分体)に内側から喰い破られて死亡した。 口癖は「デブ」で、語尾に付ける他、一人称も「デブ」である。 白姫が隔世と黄泉を繋いだ際に「黄泉戦」として短時間のみ再登場した。
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