大島 (徳島県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 09:52 UTC 版)
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大島 | |
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![]() 牟岐大島の空中写真。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1975年撮影) |
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所在地 | ![]() |
座標 | 北緯33度38分10秒 東経134度29分30秒 / 北緯33.63611度 東経134.49167度 |
海岸線長 | 8 km |
最高標高 | (国土地理院)216 m |
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大島(おおしま)とは、徳島県牟岐町にある周囲約8kmの無人島である。徳島県海部郡牟岐町に所属するため、牟岐大島(むぎおおしま)と呼ばれることも多い。今でも多くの自然が残されており、徳島県内では釣りやダイビングの名所として有名である。とくしま88景に選定。
地形
周囲約8 km、高さ約200 mの、かなり急勾配な地形を持つ島である。島の周囲も切り立っており、島の西部にある船着き場以外から上陸することは難しい。このような厳しい環境が人を寄せ付けず、今日まで多くの自然を残す結果となっている。
島の西部の入り江には男性器の先端に似た岩「珍宝岩」がある。昔、美しい姫が身投げしたところに現れた岩と伝えられ、姫神祭という奇祭が行われている[1][2]。また、南西部には鰹のタタキの形をした高さ100mの岩壁「カツオのタタキ岩」がある[3]。こちらは古来からの名称ではなく、2024年1月に小阪健一郎が命名した新しい名称である[4]。
動植物
島のほぼ全域に渡って樹木に覆われており、豊かな森林を形成している。タブノキ、シラタマカズラが主である。海では珊瑚礁が広く分布しており、イサキやクマノミなど温帯・亜熱帯の魚の楽園となっている。また、日本紅斑熱を媒介するマダニも多く、死者も出ているので注意が必要である[5]。
交通手段
牟岐港から船に乗る以外に島に渡る手段はない。また、定期便は無いため、事前に地元のダイビングクラブや渡船業者に依頼する必要がある。島は個人所有の為、無断で立ち入る事はできない。
脚注
- ^ 「徳島県牟岐町に伝わる、おおらかで大胆な「奇祭」」『職員ブログ』B&G財団、2016年9月2日。2024年9月5日閲覧。
- ^ 「姫神伝説」牟岐町、2012年2月1日。2024年9月5日閲覧。
- ^ 小阪健一郎「徳島・牟岐大島 カツオのタタキ岩」『ROCK & SNOW』103号、山と溪谷社、2024年3月、40-43頁。
- ^ 「「カツオのタタキ岩」って何? →“想像以上に鰹のたたきな岩”がもはやうまそう 「薬味までかかってる」「ポン酢いる」」『ねとらぼ』2024年8月3日。2024年9月5日閲覧。
- ^ 馬原文彦「徳島県大島における日本紅斑熱媒介マダニ調査」『日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集』第63巻、日本衛生動物学会、2011年、doi:10.11536/jsmez.63.0_68_2。
関連項目
外部リンク
- 大島 - 徳島県観光情報サイト阿波ナビ
- 大島|スポット・体験|四国のおすすめ観光・旅行情報! - ツーリズム四国
「大島 (徳島県)」の例文・使い方・用例・文例
- 私の夏休みは、家族で奄美大島に旅行に行きました。
- この夏休み、家族で奄美大島に旅行に行きました。
- 夏休みに大島へ旅行に行ってきました。
- 彼女は船で大島に行ったとき、船酔いにかかって食べたものを全てもどしてしまった。
- 震源地は大島付近の海底といわれる.
- ここからは遠く大島が見える.
- ちょうどに大島へ便船があったからこれに便乗した
- ちょうどに大島行きの便船があったからこれに便乗した
- ちょうどに大島へ船便があったからこれに便乗した
- 我が船は大島を西に見て南を指して走る
- 日本は四大島より成り立つ
- 日本は四大島よりなる
- 大島へ便船があったからこれに乗った
- 日本は四大島より成立する
- 日本は四大島、即ち本州、九州、四国、北海道よりなる
- 大島という絹織物
- 伊豆大島という島
- 奄美大島という島
- 大島珠母という,紀伊半島から太平洋熱帯域に分布する貝
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