塚山駅とは? わかりやすく解説

塚山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 10:58 UTC 版)

塚山駅
駅舎(2019年5月)
つかやま
Tsukayama
長鳥 (5.0 km)
(4.7 km) 越後岩塚
所在地 新潟県長岡市西谷[1]3335
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 信越本線
キロ程 55.8 km(直江津起点)
電報略号 ツカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
210人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1898年明治31年)12月27日[1][2]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
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塚山駅(つかやまえき)は、新潟県長岡市西谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線である[1]

歴史

  • 1898年明治31年)12月27日北越鉄道の駅として開業[1][2]
  • 1907年(明治40年)8月1日鉄道国有法に伴い、国鉄の駅となる。
  • 1966年昭和41年)12月27日:跨線橋が完成[3]
  • 1971年(昭和46年)12月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]
  • 1984年(昭和59年)2月1日荷物の扱いを廃止[2]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]
  • 2004年平成16年)10月23日新潟県中越地震により、駅舎が損壊などの被害を受ける[1]。駅舎が老朽化していたこともあり、全面建て替えが決定。
  • 2005年(平成17年)12月6日:新駅舎の供用を開始する。設計は第一建設工業株式会社。
  • 2006年(平成18年)2月28日:駅舎が竣工する。
  • 2015年(平成27年)
    • 6月1日:業務委託を解除し、無人化[4]。これに伴い、自動券売機がタッチパネル式からボタン式に変更。
      • 当初は同年4月1日より無人化の予定であったが[5]、定期券の購入者が多いという理由により、延期された[4]
    • 年内:パークアンドライド駐車場を整備(長岡市地域公共交通総合連携計画に基づく)。
  • 2017年(平成29年)
    • 8月:案内サインの更新に伴い、従来の3番線が2番線となる(従来の2番線はのりば番号の設定がなくなる)。
    • 年内:運行情報表示器を改札口に設置。

駅構造

単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。1番線と2番線のホーム間は跨線橋で結ぶ構造で[要出典]、旧2番線(中線)は保守車両専用のため本線との分岐器類は乗越し分岐器とされ[要出典]、架線も撤去されている[要出典]。また、駅北側には保守用車両用の側線と車庫が設けられている[要出典]

長岡駅管理の無人駅である。無人化される前までは業務委託駅で、出改札業務はジェイアール新潟ビジネスが運営していた[要出典]。また、駅機能としては運行上「信号取扱駅」となっているが、駅の窓口業務(出改札)は2015年(平成27年)5月末日で終了し[4]、以後は無人駅となっている[5]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 信越本線 下り 長岡新潟方面[6]
2 上り 柏崎直江津方面[6]

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2014年度(平成26年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     306 [利用客数 1]
2001年(平成13年)     318 [利用客数 2]
2002年(平成14年)     323 [利用客数 3]
2003年(平成15年)     305 [利用客数 4]
2004年(平成16年)     272 [利用客数 5]
2005年(平成17年)     268 [利用客数 6]
2006年(平成18年)     249 [利用客数 7]
2007年(平成19年)     249 [利用客数 8]
2008年(平成20年)     271 [利用客数 9]
2009年(平成21年)     253 [利用客数 10]
2010年(平成22年)     237 [利用客数 11]
2011年(平成23年)     224 [利用客数 12]
2012年(平成24年) 47 187 234 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 46 186 233 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 46 163 210 [利用客数 15]

駅周辺

駅周辺は塚山地区の集落。スポーツ用品メーカーの工場があるほか、観光地も点在する。また、ホタルの生息地も周辺に数箇所あり、夏季には「越路ほたるまつり」が行われる。

バス路線

駅前の「塚山駅前」バス停にて、越後交通の路線バスと長岡市越路地域循環バスが発着している。なお、信越本線から同市小国地域方面へはこの駅が最寄り駅となる。

  • 小国車庫前行き
  • 長岡駅大手口行き
  • 長岡市越路地域循環バス「雪ぼたる号」

その他

1980年(昭和55年)1月3日 - 6日まで、当時この区間で運転されていた急行列車のうち、「よねやま」号(直江津始発上野行き)が年始の3日間だけ停車駅となったことがある[7]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線
快速
通過
普通
長鳥駅 - 塚山駅 - 越後岩塚駅

脚注

記事本文

  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、23頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、585頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ モダンなコ線橋完成 塚山駅の名物に」『広報こしじ』(PDF)、越路町役場 越路公民館、1967年2月、2面。オリジナルの2022年1月12日時点におけるアーカイブ。2022年1月12日閲覧。
  4. ^ a b c JR東日本からのお知らせ 塚山駅窓口業務終了日の変更について」『支所からのお知らせ こしじ』(PDF)、長岡市越路支所地域振興課、2015年3月、4面。オリジナルの2022年1月12日時点におけるアーカイブ。2022年1月12日閲覧。
  5. ^ a b 信越本線塚山駅の窓口業務終了」『広報こしじ』(PDF)、長岡市越路支所地域振興課、2015年2月、3面。2025年5月5日閲覧。
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(塚山駅)”. 東日本旅客鉄道. 2025年5月5日閲覧。
  7. ^ 来迎寺駅からお知らせ 年末・年始臨時列車運行表(運転日発駅基準)」『広報こしじ』(PDF)、越路町、1979年2月、5面。2025年5月5日閲覧。

利用状況

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。

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