塚崎のクス
名称: | 塚崎のクス |
ふりがな: | つかざきのくす |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 鹿児島県 |
市区町村: | 肝属郡肝属町 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1940.02.10(昭和15.02.10) |
指定基準: | 植1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 古墳ノ上ニ生ジ目通幹圍約十二.九メートル樹勢旺盛樹上ニハおほたにわたり其ノ他多數ノ植物着生ス 樟ノ巨樹トシテ有數ノモノナリ |
塚崎のクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 17:07 UTC 版)
塚崎のクス(つかざきのクス)は、鹿児島県肝属郡肝付町野崎に生育するクスノキの巨木である[1][2][3][4]。塚崎古墳群1号墳(円墳)の上に生育し、推定の樹齢は1200年から1300年以上と伝わる[4][5][6]。鹿児島県下では3番目のクスノキの巨木とされ、1940年(昭和15年)に国の天然記念物に指定された[注釈 1][1][6][7]。近年になって樹勢の衰えが見られたため、樹勢回復の取り組みが行われている[6]。
注釈
- ^ a b 肝付町観光協会ウェブサイトでは、鹿児島県南九州市の「川辺の大クス」(もと国の天然記念物、落雷による樹勢衰退により国の指定は解除され、1956年(昭和31年)鹿児島県指定天然記念物に指定)に次ぐ第4位の木としている。
- ^ 古墳の数については、『図説日本の史跡3』(同朋舎出版、1991)、「塚崎古墳群」(鹿児島県上野原縄文の森サイト)、鹿児島県サイトなどでは前方後円墳4基、円墳39基、計43基とする。
- ^ 目通り幹囲ともいい、樹木の幹周りの太さを人間の目の高さ(地面より1.2メートル上)で計ったサイズを指す。
出典
- ^ a b c 塚崎のクス 文化遺産データベース、2014年4月27日閲覧。
- ^ a b 『天然記念物事典』、149頁。
- ^ a b c 『日本の天然記念物5』、109-110頁。
- ^ a b c 『自然紀行 日本の天然記念物』、351頁。
- ^ a b c d 高橋、106頁。
- ^ a b c d e f g h i j k 塚崎のクス(昭和15年2月10日指定) 肝付町役場ウェブサイト、2014年4月26日閲覧。
- ^ a b 塚崎の大楠 肝付町観光協会公式サイト、2014年4月26日閲覧。
- ^ a b c d 塚崎古墳群(昭和20年2月22日指定) 肝付町役場ウェブサイト、2014年4月26日閲覧。
- ^ a b 古墳に眠る肝属の王 -塚崎古墳群の時代- 肝付町歴史民俗資料館 特別展 資料(2007年7月12日-9月10日) (PDF) 鹿児島大学総合研究博物館ウェブサイト、2014年4月27日閲覧。
- ^ 塚崎古墳群 鹿児島県ホームページ、2014年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 渡辺、418頁。
- ^ a b c 渡辺、389頁。
- ^ a b c 高橋、94-95頁。
- ^ a b c d 塚崎の大楠 武雄市教育委員会ウェブサイト、2014年4月27日閲覧。
- ^ “国天然記念物「塚崎の大クス」20メートルの枝折れる 台風14号直撃 住民「枯れないか心配」”. 南日本新聞. 2022年9月24日閲覧。
- 1 塚崎のクスとは
- 2 塚崎のクスの概要
- 3 参考文献
- 塚崎のクスのページへのリンク