堕辰子(だたつし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 01:37 UTC 版)
「SIREN (ゲームソフト)」の記事における「堕辰子(だたつし)」の解説
この世とは異なる別の世界から落ちてきた〈神〉の一種。かつて羽生蛇村の村民がその肉を喰らったことから、村に呪いが降りかかることになった。日光を極端に嫌い、わずかに曝されただけで身を焼かれる。そのため堕辰子を迎える場である屍人ノ巣のある一番奥層は、日の光が届かないようにされている。 日に4回聞こえるサイレンの音は堕辰子の鳴き声で、村に溢れる赤い水は堕辰子の血である。堕辰子の首は神の花嫁の儀式を行うための御神体で、冒頭で美耶子に破壊されたが、別の時間から来た比沙子が持ってきたことにより、儀式は再び行われることとなる。美耶子が完全な生け贄になると思われたが、恭也に血を分け与えた際に美耶子自身も恭也の血を微量取り込んでしまったため儀式は失敗、堕辰子は不完全な復活を遂げ暴走する。その後は牧野(宮田)に屍人ノ巣を破壊されたことで日の光を浴びて瀕死状態となり、"いんふぇるの"へ逃げ出す。そして比沙子が自らの実(不死性)を捧げたことで完全体へと変貌。恭也と激突するが、宇理炎で再び身を焼かれ"木る伝"を宿した焔薙(日本刀)で首を落とされて敗北。その首は比沙子と共に首を必要とする時代へと運ばれることとなる。 本作のラストボスであり、最終決戦では姿を消した状態で恭也に接近して攻撃を繰り出す。攻撃時以外はこちらから目視することができないが、視界ジャックは可能であり、おおよその方向を読むことはできる。直前の神代淳戦で手に入れた焔薙は効かず、宇理炎でのみダメージを与えることができる。条件を満たすと焔薙が"木る伝"を宿し、光を纏った状態に限り堕辰子にダメージを与えられるようになる。この状態の焔薙でとどめを刺すと真のエンディングを迎える(視界ジャックで視える美耶子の指差す方向に、堕辰子の姿が映る岩があり、これを利用して位置を捕捉することができる)。ただし普通に攻撃しても難易度は高いが倒すことは可能。
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