視界ジャック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 01:37 UTC 版)
「SIREN (ゲームソフト)」の記事における「視界ジャック」の解説
本作を進める上で欠かせない視界ジャックとは、一時的に他人の視覚と聴覚を盗用する能力である。主人公達は、視界ジャックを駆使して敵との戦闘を回避したり攻略のヒントを得たりする。視界ジャックの際、画面にはキャラクターの視界と、盗用した相手の視界(盗用視界)とが映し出される。物語では「幻視」と呼ばれている。 視界ジャックでは、まず、キャラクターが目を閉じ視覚と聴覚を盗む対象をサーチする。サーチ中は画面上の盗用視界側に、ノイズ(スノーノイズ)が走っているだけだが、ジャック対象を確保すると盗用視界が映し出される。それと同時にスピーカーからは、ジャック対象が聞いている音声が流れてくる。ジャック中は、盗用視界にキャラクター自身の位置が十字マーク(自身は青、同伴の仲間は緑)で表示される。視界ジャックを終えた後でも、最後にジャックした敵の位置は、キャラクターの視界に赤い十字マークでしばらく表示される。これらのマークは壁などに隔たれていても見える。 視界ジャックが攻略上欠かせないのは、地図上にキャラクターおよび敵の位置が表示されず、また、キャラクターからの視界が数歩程度に短く周囲の状況を察知しづらいからである。そのため、視界ジャックにより、敵の位置とその行動パターンを把握することが必要となる。それ以外に、攻略上必要なアイテムを隠す敵の視覚や、攻略のヒントをつぶやく敵の聴覚を盗む必要もある。本作の敵は、キャラクターを発見したとたんに襲い掛かってくるため、視界ジャックをおこなわない場合、このようなアイテムやヒントを収集することが極めて難しくなってしまう。 ジャックした敵の視界は、キャラクターの視界よりも遠くまで見渡せるようになっている。また、その鮮明度は、キャラクターと敵との距離や、視界ジャック能力の高さ、半屍人化の進行度等によって異なるようである。視界ジャックは、同行するキャラクターにもおこなえ、登場人物の一人が犬の視界をジャックして活動している場面なども見られる。
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