堀社長就任後
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2008年4月に堀利理(ほりとしただ)が社長に就任した。 デパート内での化粧品ブランドが増加するとともに売り上げが頭打ちになっていたが、堀の就任後リブランディングが行われ、ブランドロゴ・キャッチフレーズ・カウンター・コスチュームなど矢継ぎ早にデザインを変更するとともに、主力商品のイノベーションも進行中。前述のメタボライザーは、2010年9月に7代目としてイノベーションを遂げ、年末には美容誌各社のベストコスメ賞を数々受賞している。 「ワクワクする会社・ワクワクするブランド」を目標に掲げ、「イプサにしか出来ないこと」を合言葉に、差別化第一のマーケティングを展開している。前述のネット通販でのオンラインチャットカウンセリングもそうだが、最たる例は、2010年9月の新メタボライザー発売より現役のクルーをブランドモデルに起用し、「イプサを使うと肌がキレイになる」ことを体現・実証している。また、2011年度は「デジタルの力で店頭を元気にする」を目標に、「既存メディア×SNS×自社サイト」駆使したクロスメディア戦略に着手。その第1弾としてTwitterを活用して店頭へお客さまを送客する『Smylish(スマイリッシュ/ネットイヤーグループ提供)』を導入するなど、常に業界内で注目を浴びている。 人材育成にも力を注ぎ、インセンティブ、ジョブローテーションや社内研修・教育の拡充を図る一方、2010年度入社より「総合職」採用を開始し、優秀な人材を幅広く募っている。また、2009年より「SD(ショップディレクター=各店のマネージャー)始点業務・意識改革」を掲げ、毎月各店舗から上がってくる各種要望事項に対して出来ることは翌日から改善したり、販売第一線が望まない商品は発売しないなど、顧客やそこで接客するSD・クルーを基点とした業務改善を推進している。
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