堀田家と深く関わる人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:25 UTC 版)
「東京バンドワゴン」の記事における「堀田家と深く関わる人物」の解説
藤島 直也(ふじしま なおや) 28歳。六本木ヒルズに会社を構えるIT企業〈S&E〉の社長。無類の古書好きで、特に作り手の匂いや思いが感じられる古書が好き。初めて来店した際に「全て買い上げる」と言ったほどだが、それを聞いた勘一は「財力に物を言わせて悪戯に古書を買い漁ろうとしている」とみなし大激怒、「一冊たりとも売らない」と言われてしまう。勘一との交渉で感想文を書き、その内容が良かったらという条件で買えるようになる。以降それをずっと続けており、店の常連になる。早稲田大学の理工学部卒業。 12歳の時に5歳年上の姉を喪っており、その姉と藍子がどことなく似ていることも〈バンドワゴン〉に通うきっかけとなった。 後に〈S&E〉を退職し、新しく別の会社〈FJ〉を設立する。 槙野 春雄(まきの はるお) 花陽の父親。藍子の大学の教授だった。妻と子(すずみ)がいたため、藍子は花陽を1人で育てる決意をした。「お嫁さんはなぜ泣くの」で死亡。 池沢 百合枝(いけざわ ゆりえ) 日本を代表する女優。既婚者。清楚な美人女優として人気を博し、熱狂的なファンがたくさんいる。青の産みの母。 大山 かずみ(おおやま かずみ) 空襲で家族を亡くし、終戦の年に草平に引き取られ、9歳の頃から昭和33年まで、堀田家で生活を共にした。勘一とサチを兄や姉のように慕っていた。親の跡を継いで医者となり、全国の無医村を渡り歩いた。店に帰ってくる暇があったら病気の人のために時間を使えという草平との約束を守り、30年以上堀田家を訪れなかった。70歳を過ぎ、引退を決意する。
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