堀田家の親類縁者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:25 UTC 版)
「東京バンドワゴン」の記事における「堀田家の親類縁者」の解説
マードック・モンゴメリ 堀田家の近所にアトリエを構える芸術家。36歳。日本の古いものが好きで、大学生の頃にイギリスから来日し、15年ほど経つ。版画や日本画を専門とし、美術展などにも入選する。息子の影響で、故郷の両親もすっかり日本贔屓になり、日本語も流暢に話す。藍子のことが好きで、後に結婚する。 脇坂 和文(わきさか かずふみ) 亜美の父親。勘一以上に頑固で、官庁勤めだったため非常に堅く、ロッカーの我南人と反りが合わず、娘の結婚に猛反対した。和解してからは2人で出かけることも多くなる。 脇坂 修平(わきさか しゅうへい) 亜美の年の離れた弟。20歳。 脇坂 佳代子(わきさか かよこ) 亜美の母親。佳代子の入院がきっかけで、断絶状態だった両家の修復が叶った。亜美と違い、非常におっとりとした性格。夫婦揃ってテレビゲーム好きで、家にはファミコン時代からの全てのゲーム機が揃っている。 淑子・キャンベラ(よしこ・キャンベラ) 勘一の妹。終戦の年に米兵と駆け落ちし、アメリカへ行った。敵国の人間になったことを嘆き悲しんだ両親が、戦争で死んだことにしようと決め、位牌が作られ、墓石にも名前が刻まれた。癌を患い、余生を日本で過ごしたいと日本へ帰るが、合わせる顔がないからと10年以上葉山でひっそりと暮らしていたが、「幽霊の正体見たり夏休み」で勘一と60年ぶりとなる再会を果たす。
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