正体見たり
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初出:『ザ・スニーカー』2002年4月号。アニメ版第7話。雑誌掲載時のタイトルは『影法師は独白する』。 8月の夏休み、『氷菓』事件解決の労をねぎらいたいと、えるが温泉合宿を提案したことから、摩耶花の親戚が経営する民宿「青山荘」(単行本版「西山荘」)に泊まることになった古典部一行。夕食を取った後、温泉に入った奉太郎は湯あたりを起こし床に伏してしまう。その夜、怪談に興じるえる達は民宿の娘の梨絵から、「青山荘」本館七号室で客が首吊り自殺をし、それから七号室に泊まった客が部屋に浮かぶ影を目撃し、ついには死者も出たため七号室が使われなくなった話を聞かされる。その翌朝、えると摩耶花が夜中に本館七号室の窓から首吊りの影を見たと言い出す事態が発生。奉太郎とえるは事態を知らない里志や梨絵との所用がある摩耶花を残し、影の正体を突き止めるため調査を開始、やがて真相に辿り着いた2人はその背景にあった人間模様を垣間見る。 アニメ版・コミカライズ版では善名姉妹の年齢が原作より下げられて姉も小学生になっており、ラストシーンに姉妹の仲が悪くないことを明示する描写を追加している。
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