堀田家に救われた人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:25 UTC 版)
「東京バンドワゴン」の記事における「堀田家に救われた人々」の解説
甲 真奈美(こう まなみ) 旧姓・千葉。堀田家行きつけの小料理居酒屋〈はる〉のおかみさん。藍子の高校の後輩。元々両親がやっていた店だが、父親は8年前に亡くなり、母親の春美は近年足の関節炎が悪化しほとんど店に出られない。 我南人の紹介で店で働くことになった、板前のコウさん(17歳年上)に一目惚れし、後に結婚する。 ケン 近所のマンションの管理人。元ホームレス。かつて事業に失敗し妻子を置いて家を出ていってしまった。知り合いから娘夫婦が子どもと暮らしているのを聞き、遠くから娘一家を見守ることを決め、ホームレス生活を脱却する。我南人の計らいで、娘と和解した。 増谷 裕太(ますたに ゆうた) 〈バンドワゴン〉の隣の曙荘に住んでいる大学院生。振り込め詐欺に遭った母親のために、祖父の形見の本の全集を売りに来て以来、家を出ていた妹と再会するなど、関わり合う機会が増える。 会沢 玲井奈(あいざわ れいな) 旧姓・増谷。裕太の妹。両親の離婚後、優等生として母と家計を支えていた兄とは対照的に荒れてしまい、高校卒業後に母親と喧嘩し家を出ていってしまった。19歳で一児の母となる。恋人の夏樹から逃げていたところを我南人に助けられる。若い頃の秋実と似ているらしい。 会沢 夏樹(あいざわ なつき) 玲井奈の恋人(後に夫)。ヤクザともめ事を起こしてしまい、玲井奈の母親に振り込め詐欺をしてしまう。 堀田家と関わり改心し、真面目に仕事に励むようになる。我南人のファン。真面目な仕事ぶりを見た我南人が、所属事務所に口利きをし、試用期間を経て正社員になる。 甲 幸光(こう ゆきみつ) 通称・コウさん。「百科事典は赤ちゃんと共に」より登場。元・京都の一流料亭の板前。百合枝が我南人に頼み〈はる〉で働くことに。無口だが腕は一流。 「冬の稲妻春遠からじ」で52歳。真奈美に求婚され、自身の過去の事情から躊躇い断るが、我南人ら堀田家の後押しで過去を乗り越え、真奈美と結婚する。
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