地理的・地形的区分とは? わかりやすく解説

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地理的・地形的区分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/10 04:20 UTC 版)

仙台の地形」の記事における「地理的・地形的区分」の解説

仙台市北緯38度15分38東経140度5255秒)の土地利用影響してきた地理的地形的構造は、おおまかに東から沖積平野部台地部丘陵部山地部4区域に分けられる沖積平野部 仙台湾接す海岸線から活断層である長町 - 利府線JR貨物線とほぼ同等位置)にいたる地域である。概ね標高20m以下の低平な平野となっており、後背湿地浜堤列が存在している。土地利用としては住宅地工業地域のほかに水田多く沖積平野であるため、軟弱地盤も多い。苦竹などに排水不良地域残り内水面氾濫発生する場合もある。 台地部 七北田川広瀬川流域には幅数キロにわたり河岸段丘発達しており、この地域台地部として分類される標高概ね20mから200m仙台市都心部はこの台地部にある。段丘面発達しているために、勾配はさほど多くないほか、段丘礫層下には第三紀基盤岩見られるなど、地盤安定している。七北田川広瀬川では貫入蛇行見られる丘陵部 河川間の稜線部には丘陵発達している。各丘陵は、ゆるやかな傾斜地多く平地ほとんどない第三紀未固結岩によって構成されており、標高概ね50mから500m七北田川より北の丘陵富谷丘陵七北田川広瀬川間の丘陵七北田丘陵広瀬川名取川間の丘陵青葉山丘陵名取川より南は高館丘陵とも呼ばれる。各丘陵においては大型住宅団地等の開発が行われており、旗立団地など原形とどめないほどに大規模な土木工事が行われた例もある。 山地部 仙台市西端部には奥羽山脈があり、険しい山となっている。ここが山地部分類され、その東端活断層である作並断層によって区切られている。標高概ね300m以上。作並断層より西において火山活動および隆起運動が活発であったために険しい山となった山地部河川沿いには山形県との連絡道路鉄道走っている。 河川 河川仙台市域を概ね東西方向に東に流れている。主な河川七北田川動画7分)、広瀬川動画14分、13分)、名取川3つである。広瀬川名取川水系河川であり、河口より4kmほど上流合流している。

※この「地理的・地形的区分」の解説は、「仙台の地形」の解説の一部です。
「地理的・地形的区分」を含む「仙台の地形」の記事については、「仙台の地形」の概要を参照ください。

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