地理的分布・生息環境
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「ミツクリザメ」の記事における「地理的分布・生息環境」の解説
世界各地から報告があるが、出現は稀。これまでの報告はほとんどが日本からのものである。とくに駿河湾や相模湾など水深が1,000 m以上になる深海湾でよくみられる。また千葉県沖の東京湾海底谷(とうきょうかいていこく)の入り口で多くの幼魚が見つかり漁の網にかかることがある。2003年にはそれまで報告が無かった台湾の北西沖で、100尾を超える非常に多数のミツクリザメが漁獲されている。他には、太平洋西部のオーストラリアや大西洋のギアナ、ビスケー湾、マデイラ諸島、インド洋の南アフリカなどの周辺海域で生息が確認されている。生息水深帯は30~1,300 m以深。
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地理的分布・生息環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 00:22 UTC 版)
地中海など一部の地域を除き、世界中の温帯・熱帯海域に分布する。日本では南は八重山諸島から、北は八丈島 や相模湾 まで報告がある。近年、青森県や秋田県からも記録されている。 イタチザメは沿岸域の視界が悪い濁ったような場所を好む。川の河口や港、ラグーン、サンゴ礁、島の周囲もその生活場所に含まれる。沿岸性が強いが、海洋のさまざまな環境に適応しており、沖合、外洋まで出ることもある。海面付近でよく見られ、波打ち際などの非常に浅い場所にも現れる。イタチザメがどれほどの水深まで生息しているかに関してはよく分かっていないが、少なくとも水深約300mまでは潜行するようである。Clark & Kristof (1990) は、ケイマン島沖水深305mで潜水艇から全長250cmの雌のイタチザメを観察、撮影している。またFishBaseでは、生息水深帯は0–371mとある。
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