在中国大使としてとは? わかりやすく解説

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在中国大使として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 16:13 UTC 版)

垂秀夫」の記事における「在中国大使として」の解説

2020年12月11日北京日本国大使館記者会見開いた。この記者会見で垂大使は、日中関係について「主張すべき点はしっかりと主張し協力できることは積極的に協力することが重要で、是々非々で建設的な関係を築いていきたい」と強調した上で沖縄県石垣市属す尖閣諸島標的とした中国領海侵犯について「国際法的に歴史的に日本主権であり、今後しっかりと中国側働きかけていくことに尽きる」と述べ中国媚び諂わず尖閣諸島日本固有の領土であることを公の場明言した2021年3月16日訪日していたアントニー・ブリンケン米国長官ロイド・オースティン米国防長官が東京開催され日米安全保障協議委員会日米2+2」)に出席し茂木敏充外務大臣および岸信夫防衛大臣と四者で安全保障に関して協議した後、東シナ海南シナ海などで既存国際秩序合致しない現状変更試み一方的な行動繰り返す中国名指し批判する共同発表発出した。同月18日天津市で垂大使会談した同市トップ務め李鴻忠共産党政治局委員は、会談席上で、日本2日前に日米2+2」で中国行動懸念示したことについて遺憾の意表明して中国の「主権核心的利益を守る決意」を強調したが、この発言受けて大使憚ることなく中国による一方的な現状変更試み批判した上で、「先ほど書記発言は全く受け入れられない」と断言した2021年12月1日安倍晋三元首相が、台湾シンクタンク主催オンライン講演で、「『台湾有事』は『日米同盟有事』だ」などと発言したことに、中国外務省は「極めて誤った発言だ」として、同日夜、垂秀夫大使呼んで抗議した。これに対し、 垂大使は(1)政府離れた人の発言について政府として説明する立場にない、(2)日本国内はこうした考え方があることを理解する必要がある(3)中国側一方的な主張受け入れられない、と反論した

※この「在中国大使として」の解説は、「垂秀夫」の解説の一部です。
「在中国大使として」を含む「垂秀夫」の記事については、「垂秀夫」の概要を参照ください。

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