土系舗装

舗装技術の種類

土系舗装

■概要
　土系舗装とは、天然材料の土あるいは砂等と結合材を混合した層で構成され、適度な弾力性、衝撃吸収性、保水性等の機能を有する舗装です。使用する結合材は開発者により異なり、主な結合材としてはセメント系、アスファルト系、石灰系や樹脂系などがあります。また使用する結合材によってその舗装材の性質も異なります。
　この土系舗装は、公園等自然環境との調和に優れ、また保水性により路面温度の上昇を抑制することから、近年ではヒートアイランド現象対策のひとつとして注目されています。

■特徴
●　自然環境と調和する景観性を有しています
●　透水性を有しています
●　保水性を有しています
●　適度な弾力性を有しています
●　適度な衝撃吸収性を有しています

■主たる性能
●　衝撃吸収性
●　透水性
●　路面温度低減

■従たる性能
●　明色・着色性

■用途・適用箇所
●　遊歩道・公園園路
●　広場
●　屋外スポーツ施設
●　自転車道
●　園内・構内道路

■この工法を紹介しているHP

ＮIＰＰＯコーポレーション
ガイアートＴ・Ｋ
鹿島道路（株）
（株）佐藤渡辺
大成ロテック（株）
大有建設（株）
東亜道路工業（株）
東亜道路工業（株）
日本道路（株）
常盤工業（株）
北川ヒューテック株式会社

ウィキペディア

土系舗装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/30 00:19 UTC 版)

土系舗装（どけいほそう）とは、天然の土や砂と、それらの粒子を結合する結合剤との混合物により構成される舗装。一般的なコンクリートやアスファルトを主とした舗装とは異なる特性を持つ。