國井の公判での証言とは? わかりやすく解説

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國井の公判での証言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:05 UTC 版)

國井弘樹」の記事における「國井の公判での証言」の解説

2010年3月24日行われた村木第15回公判における國井の証言要旨検察側に「被告人メモどうしたか」と尋ねられ、「シュレッダーにかけた」と述べた。 また検察側に「後々公判取り調べ状況問題になることが予想されていたのになぜか」と尋ねられ、「メモはあくまで供述内容の概略のみで、詳細ではない」と述べた被告人のひとりの取り調べの際、「足を組みながら体を斜めにしていた。質問に『分からない』などと答え真摯な態度には見えなかったので、『私も真剣に聞いているのだから、あなたも真剣に答えてください』と怒った大きな声で2、3たたいた。」と述べた。 國井は「脅迫利益誘導をしたことは」との問いかけに。「一度もない。『体調悪ければ取り調べやめますよ』と言うと、『房に帰る寂しいので取り調べてください』と逆に頼まれた」と述べた。 また國井は「前任係長供述もう一度聞かせてほしいと頼まれたので朗読すると、『ちくしょう!』と叫び突っ伏して泣き出した」と述べたその後、「あなたは今回の件で懲戒免職になるから組織守って仕方がない話してくれませんか聞いたら、顔を上げて分かりました認めます』と話した。誰に偽造指示受けたのかと聞くと、『村木です』と答え石井一のことを聞くと『前任係長から石井一かかわっていると聞きました』と話した」と述べた。 また検察側に「村木逮捕聞いたときその被告はどんな反応だったか」と尋ねられ、「『私の供述だけで逮捕になったのか、話が大きくなってしまって怖い。村木まで逮捕してもらいたいとは思ってませんでした』と号泣した翌日取り調べでも私をにらむなど興奮していたので落ち着かせた」と述べた2010年3月29日行われた村木第16回公判における國井の証言要旨検察側から取り調べメモ破棄理由聞かれ「私はメモをとるために取調べをしてるのじゃないメモ全て調書反映してるので、破棄問題はない」と述べた弁護側から別件逮捕勾留延長あるかのように迫り村木主犯説」を供述させた取調べ手法対し「それは脅しではないか」と尋問したところ、國井は「真実を話すことを渋るので楽にしてあげよう思った。色々やってるのに、この事件だけ隠しても意味ないことを伝えただけ」と述べた裁判長が、メモ破棄に関して被告人公判で(証言を)ひっくり返すという危惧は」と尋ねたのに対し、國井は「はい、ありました」と答えた裁判長は「すると調書との食い違い出ますね 。裏付けをとっておこうとは思わなかった」と國井に問うと「メモ被疑者ノート調書では重み違います調書署名し指印押してある。メモとっておく要は無いと思っています」と、言い張った。 さらに裁判長が「検察事務官は、たとえば被告人泣き出したとか記録とっているか」と問うたのに対し、國井は「何もメモしてないと思います。そんなこと書ないですね。」と答えた裁判長の「こういう時は保釈難しいといった話は」との問い対し、國井は「ふだん刑事事件をやってるので、いくつか事例一般論言いました。」と答えた裁判長の「あなたが紙に相関図書いたと、被疑者ノートありますが」との問い対し、國井は「氏名矢印書いた記憶ありますが。あれは彼のほうから、供述概要教えて欲しい、弁護人相談させて、と言われたので、分かりやすくなればと思って書いたのです」と答えた

※この「國井の公判での証言」の解説は、「國井弘樹」の解説の一部です。
「國井の公判での証言」を含む「國井弘樹」の記事については、「國井弘樹」の概要を参照ください。

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