国際競技会におけるラグビー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 10:07 UTC 版)
「ラグビーユニオン」の記事における「国際競技会におけるラグビー」の解説
「オリンピックのラグビー競技」、「コモンウェルスゲームズにおけるラグビーセブンズ」、および「アジア競技大会ラグビー競技」も参照 ラグビーユニオン競技は1900年、1908年、1920年、1924年のオリンピックにおいて行われた。オリンピック規則によって、スコットランド、ウェールズ、イングランドは主権国家ではないため独自のチームとしての参加が認められなかった。1900年は、フランスが、グレートブリテンを27対8、ドイツを27対17で下し金メダルを手にした。1908年は、オーストラリアが、グレートブリテンを32対3で破り金メダルを手にした。1920年は、アメリカ合衆国が多くの選手はラグビーになじみがなかったにもかかわらず、フランスを8対0で破る番狂わせを演じた。1924年、合衆国は再びフランスを17対3で破り、ラグビーの金メダルを二度手にした唯一のチームとなった。2009年国際オリンピック委員会は81対8の多数で、セブンズ、4-dayトーナメント形式ではあるが、ラグビーユニオンの少なくとも2016年、2020年での復帰を決定した。これは長年ラグビー界が熱望してきたことであり、国際ラグビー評議会議長のバーナード・ラパセット(英語版)はオリンピック金メダルは「我々のスポーツ(ラグビーセブンズ)の頂点」と見なされるだろうと述べた。 ラグビーセブンズはコモンウェルスゲームズにおいて1998年のクアラルンプール大会から行われている。現在の金メダル保持国は四連覇中のニュージーランドである。ラグビーユニオンはアジア競技大会においてもタイ・バンコクにおける1998年大会から行われている。1998年および2002年大会では、15人制と7人制の2つの競技がどちらも開催されたが、2006年からは7人制のみが行われている。2010年には、女子7人制ラグビーが開始された。現在の7人制トーナメント(2010年大会)の金メダル保持国は男子が日本、女子がカザフスタンである。
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