国際気象通報式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 18:41 UTC 版)
国際気象通報式では、9段階それぞれの記号に雲量不明を表す記号を加えて10個の記号、あるいは「0」から「9」の、オクタ(Okta)を単位とする数字で表現される。気象通報に使用される地上実況気象通報式(SYNOP)ではオクタで表した数字が用いられる。日本のように雲量に対応する天気(たとえば雲量0から1が快晴)は定められていないが、各国の気象機関はそれぞれ、国際式雲量や雲の透明度、雲の高度などをもとに天気を分類している。飛行機雲を雲量観測に含むか否かには規定があり、急激に消散する飛行機雲は雲量に含まず、飛行機雲が持続している場合は含む。 記号通報式 (単位:オクタ)説明参考例(画像の範囲内における雲量) 0 無雲(cloudless) 1 晴れ(sunny) 2 雲が散在(scattered clouds) 3 軽度の曇り(lightly cloudy) 4 部分的に曇り(partly cloudy) 5 中程度の曇り(cloudy) 6 大部分が曇り(mostly cloudy) 7 ほぼ全天が曇り(nearly overcast) 8 全天が曇り(overcast) 9 空の状態が不明(sky obscured) - (なし) 観測なし(欠測)(not observed) - 雲量の参考例の画像は、画像の範囲内における雲量で表した。実際の雲量は全天における雲量を表すもので、表とは異なる。
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国際気象通報式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 13:57 UTC 版)
国際気象通報式のSYNOPおよびSHIPにおいて天気の項では、 26.前1時間内にしゅう雪またはしゅう雨性のみぞれがあった→ 83.弱いしゅう雨性のみぞれ→ 84.並または強いしゅう雨性のみぞれ→ 85.弱いしゅう雪→ 86.並または強いしゅう雪→ の5種類が驟雪・しゅう雨性の霙を表す。なお、霰、雹、雷などが同時にあればそれが優先され違う表記となる。 METARやTAFでは、「特性」の欄のSHがしゅう雨性、「降水現象」の欄のSNが雪を表す。
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