国際水路機関における呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 14:30 UTC 版)
「日本海呼称問題」の記事における「国際水路機関における呼称」の解説
国際水路機関 (IHO) は、各国の海図における海洋の名称とその境界の基準となる「大洋と海の境界」("Limits of Oceans and Seas", Special Publication No. 23、以降は「S-23」と略称)を定めている。これによれば、この海域の呼称はS-23の初版(1928年)から第3版(1953年)まで一貫して「Japan Sea」である(「Sea of Japan」ではないことに注意)。 これを踏襲して、日本の海上保安庁海洋情報部は「日本海 (Japan Sea)」を用いているが、英語版のHPにおいては「the name Sea of Japan (Japan Sea)」と「Japan Sea」の語を括弧書きにしており、「Sea of Japan」の名称を優先させているとも解釈できる表記を採用している。これに対して、日本の外務省の英文による文書では「Sea of Japan」となっている。
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