国家の負債
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:40 UTC 版)
「アメリカ合衆国の独立」の記事における「国家の負債」の解説
アメリカ独立後に国家が負った負債には3種類有る。最初のものは外国、特にフランスから借りた1100万ドルであった。2番目と3番目はそれぞれ約2400万ドルであり、戦争中の軍隊に食料、馬などの物資を売ったアメリカ人に対して国家および各邦政府が負っているものであった。大陸会議は新しい連邦政府が外国からの負債を償還することに同意した。その他に、戦争中、兵士、商人および農夫に対して、新しい憲法が政府を作って負債を払うということを認めさせて、発行した「約束手形」による負債もあった。各邦の戦費は総計で1億1400万ドルに上り、連邦政府の戦費は3700万ドルであった。1790年、合衆国議会は各邦の負債を海外、国内に拘わらず合算して8000万ドルを国家の負債とした。あらゆる者が戦時債権を額面通り受け取り、国の威信が保たれ信用が確立された。
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