固有物質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
ヘイグス粒子 本作における重要なエネルギー源で、宇宙空間に無尽蔵に存在する粒子。推進用の「ヘイグス機関」や固定武装の「ヘイグス粒子砲」、通信用の「ヘイグス通信」から、艦内の明るさの調整を行う「ヘイグス灯」など、幅広い分野に不可欠。ガウナにとってもエナの生成に必要であり、本体に蓄積されている他、宇宙空間にあるものを使ってエナを幾度も再生することが可能。長道と星白が漂流した際も、捕集膜を展開することでヘイグス粒子の捕獲が試みられた。「ヘイグス干渉爆発」という現象も存在し、ガ487戦で長道はこれを利用し、一撃でエナを引き剥がした。後述のカビと同じくガウナを誘因する性質がある。 アニメ版では衛人側が青色、ガウナ側(融合個体含む)は赤色で描写される。 作者の次作『人形の国』においても同名の設定が登場する。 カビ(「穎」) ガウナ本体の中枢系組織が拒絶反応を起こす物質であり、その名称は稲穂の古い呼び名に由来するもので、菌類の一部を表す「黴」(カビ)ではない。これで本体に穴を開けることにより、ガウナを倒すことができる。これが発見されるまで、人類にはガウナの本体(殻)を破壊する手段がなかった。謎の建造物から見つかった物質であるために数が限られており、人工カビが生産されるまでは非常に貴重なものだった。特殊な放射線を出し、ガウナを誘因する性質がある。 胞衣(エナ) ガウナ本体を覆う物質。 詳細は「奇居子」節の「胞衣」を参照
※この「固有物質」の解説は、「シドニアの騎士」の解説の一部です。
「固有物質」を含む「シドニアの騎士」の記事については、「シドニアの騎士」の概要を参照ください。
- 固有物質のページへのリンク