図書館の現在と未来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 03:27 UTC 版)
「ボドリアン図書館」の記事における「図書館の現在と未来」の解説
ボドリアングループは現在全長187kmの棚に約1100万点の作品を収蔵し、400人以上のスタッフを擁する。ボドリアン図書館はイギリスにおいて大英図書館に次ぐ2番目の規模を誇る。蒐集品の継続的な増加は収蔵スペースの深刻な不足を招いている。現在150万を超える作品がオックスフォード外の場所に収蔵されており、そのなかにはチェシャーにある使用不可能な岩塩坑(英語版)もふくまれている。2007年と2008年に、図書館の収蔵物をより大きい保管所へと移管するためオックスフォード大学図書館サービスはオックスフォード中心街の南西部にあるアズニー(英語版)の牧草地に新たな書物の保管所を建設する計画を立案し、建築許可を得ようと試みた。しかし、この計画は失敗に終わり、代わりにスウィンドン近郊に建設されることになった。2600万ポンドをかけて建設されたこの保管所は2010年10月に開館し、全長246km、3,224の翼廊と95,000個の書架、600個の地図収納棚に120万個の地図と他の作品を収納する大規模保管所となった。 ボドリアン図書館の新館は元の正面玄関の反対側に新しく建設され 、読者や訪問者のための施設により良い施設を提供するだけでなく、貴重で壊れやすい収蔵物を保存するための良好な保管所を新しく提供した。2010年3月にボドリアン図書館グループ傘下に入った「オックスフォード大学図書館サービス」は「ボドリアン図書館」と改名され、ボドリアン図書館外のオックスフォード大学構成施設がボドリアン図書館のブランド名を使用することになった。
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