四世家元 四代目井上八千代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 四世家元 四代目井上八千代の意味・解説 

四世家元 四代目井上八千代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:26 UTC 版)

井上八千代」の記事における「四世家元 四代目井上八千代」の解説

本名片山愛子1905年明治38年5月14日 - 2004年平成16年3月19日1905年明治38年5月14日東山区建仁寺町にて生まれる(父:北井清治郎、母:木田いと)。二歳で、当時縄手通車道西入にあったお茶屋置屋経営する岡本マス養女となる。その後芸妓松本佐多本当芸名は定、本名愛子)の妹として一字貰い岡本定子芸名10歳舞妓デビューする大正天皇御大典奉祝第47回都をどり都名所」で都をどり初出演13歳松本佐多の強い勧めで、京舞井上流三代目内弟子となる。この時、三代目井上八千代81歳。一応、正式に岡本家から三代目師匠旦那として彼女を引いたその時引き祝い金は百円であった。その年の温習会に「屠蘇歳」を舞ったのが舞妓最後の舞台となり、以降都をどり温習会には出演せず。三代目井上八千代内弟子。夫は三代目の孫である片山博通八世片山九郎右衛門)。子に九世片山九郎右衛門(博太郎)、片山次郎杉浦元三郎いずれも能楽シテ方観世流)。人間国宝認定芸術院会員日本芸術院賞芸術祭賞等を受賞文化勲章受章後年隠居して初代井上愛子を名乗る1942年昭和17年)の日活映画宮本武蔵 一乗寺決闘』で、稲垣浩監督市川春代演じた吉野太夫の舞を四代目井上八千代指導してもらった。夫の片山博通にも昭和13年に『出世太閤記』で月形龍之介演じた織田信長幸若舞指導してもらっている。 代表作は『長刀八島』、『海士』(あま)、『鉄輪』(かなわ)、『信乃』ほか。

※この「四世家元 四代目井上八千代」の解説は、「井上八千代」の解説の一部です。
「四世家元 四代目井上八千代」を含む「井上八千代」の記事については、「井上八千代」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「四世家元 四代目井上八千代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「四世家元 四代目井上八千代」の関連用語

四世家元 四代目井上八千代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



四世家元 四代目井上八千代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの井上八千代 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS