嘉永版とは? わかりやすく解説

嘉永版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/15 13:51 UTC 版)

親父の小言」の記事における「嘉永版」の解説

現存する最古版本で、また唯一の江戸時代版本である。嘉永5年1852年)の版で、全81ヶ条の小言載せる。「施主神田住」の記述があることから、神田在住人間施しのために自費出版して無料配布したものと考えられている。 2013年発見され、この発見によって「親父の小言」が少なくとも江戸時代後期以前成立したことが確認された。後に、成田山仏教図書館にも「親父の小言」の写本存在確認されたが、嘉永版と同一系統内容であったことから、少なくとも嘉永年間における「親父の小言」の確立裏付けられた。 大聖寺本45ヶ条をすべて含んでいるが、文字使い若干相違がある。

※この「嘉永版」の解説は、「親父の小言」の解説の一部です。
「嘉永版」を含む「親父の小言」の記事については、「親父の小言」の概要を参照ください。


嘉永版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 05:27 UTC 版)

一茶発句集」の記事における「嘉永版」の解説

嘉永版は嘉永元年1848年)に、信州善光寺大門町蔦屋五郎江戸東都書林山城屋兵衛共同刊行した文政版増補したもので上下2巻収録句数は822句、俳諧歌18首である。序文に「…近きころ信濃の国柏原俳諧一茶は、元禄のむかしの惟然坊のたぐひにて、上野坂本町本所番場にいほりせし…」「…一茶翁はそのふるまひ発句も、うまくいにしへのはいかいのこころを得し人となる…」とある。上巻は春の部と夏の部分かれる下巻は、「秋の部」と「冬の部」と「雑」と「俳諧歌」に分かれる

※この「嘉永版」の解説は、「一茶発句集」の解説の一部です。
「嘉永版」を含む「一茶発句集」の記事については、「一茶発句集」の概要を参照ください。

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