大聖寺本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/15 13:51 UTC 版)
福島県浪江町にある大聖寺の青田暁仙(1895年(明治28年) - 1941年(昭和16年))が1928年(昭和3年)に家訓として記したものである。全45ヶ条の小言を載せる。 昭和30年代、近所の商店であるマツバヤ(のちにスーパーマーケット「サンプラザ」を運営)の社長で、大聖寺の檀家であった松原憲正がこれを目に留める。(マツバヤによれば、大聖寺の了解を得て)「てにをは」の整理や文言の加除をおこない、マツバヤで贈答の表書きを担当していた社員・鈴木譲が独自の書体で書き出したものを額装して売り出したところ評判となり、全国に広まった。 昭和時代以後に世間に流布している「親父の小言」は、この大聖寺本・マツバヤ版のものである。株式会社マツバヤが商標登録して商品展開を行っている。
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