和田充広
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/01 22:04 UTC 版)
和田 充広（わだ みつひろ、1960年 - ）は、日本の外交官。外務省太平洋・島サミット準備事務局長や、デトロイト総領事、香港総領事・大使を経て、駐パキスタン特命全権大使。
人物・経歴
1983年に東京大学法学部を卒業し、外務省入省後、香港中文大学、中国人民大学、カルフォルニア大学バークレー校[1]に留学するなど中国語研修を受けたチャイナ・スクールに属する。
中国、ジュネーブ、インドネシア在勤、経済協力局調査計画課長などを経て[1]、2008年から2011年まで在中華人民共和国日本国大使館で参事官や公使（政務担当）を務めた。外務省大臣官房審議官を経て、2014年在中華人民共和国日本国大使館公使（次席）。2015年外務省第7回太平洋・島サミット準備事務局長兼国際協力局長補[2][3][4]。デトロイト総領事を経て、2018年から香港総領事・大使を務め[5]、2019年-2020年香港民主化デモを受け情報提供などにあたった[6]。2021年駐パキスタン特命全権大使[7]。
同期入省
- 相川一俊（20年イラン大使）
- 相星孝一（21年韓国大使・18年イスラエル大使・14年ASEAN大使）
- 尾池厚之（20年ユネスコ大使）
- 小笠原一郎（19年軍縮会議大使・16年マダガスカル大使）
- 奥山爾朗（22年レバノン大使）
- 片山和之（20年ペルー大使）
- 金杉憲治（20年インドネシア大使）
- 杵渕正巳（22年ボスニアヘルツェゴビナ大使・20年東ティモール大使）
- 木村元（20年モザンビーク大使）
- 新美潤（22年OECD大使）
- 丸山則夫（18年南アフリカ大使）
- 水鳥真美（18年国連事務総長特別代表）
- 道上尚史（21年ミクロネシア連邦大使）
- 南博（19年広報外交担当大使・17年東ティモール大使）
- 宮原信孝（18年笹川平和財団研究員）
- 村林弘文（21年在ヒューストン日本国総領事）
- 森健良（21年外務事務次官・18年外務審議官）
- 山﨑和之（19年ジュネーブ代表部大使）
- 山田滝雄（20年ベトナム大使・17年ユネスコ大使・10年ASEAN大使）
- 山本広行（20年トルクメニスタン大使）
脚注
- ^ a b 外務省 第3回ODA評価東京ワークショップ最終報告書 参加国代表のプロフィール
- ^ “日本の在中国筆頭公使に異動 留学経験ある和田氏に”. 中国網. (2014年7月7日)
- ^ “在中国日本大使館の大物、女装癖で帰国か？”. 中国網. (2015年3月19日)
- ^ 「着任のご挨拶」, , 外務省
- ^ “人事外務省”. 毎日新聞. (2018年10月5日)
- ^ “香港日本人倶楽部で新年賀詞交換会 落ち着きを取り戻しつつある香港で変わらぬ交流を誓う”. 香港経済新聞. (2020年1月18日)
- ^ 外務省人事（３１日）（９月３日）産経新聞2021.8.28 05:01
|
|
 在香港日本総領事 (2018年 - 2021年)  | |
|---|---|
| 副領事 | |
| 領事 |
|
| 総領事 | |
| 軍政庁長官 | |
| 総督 | |
| 総領事 |
|
在パキスタン日本大使 (2021年 - )  | |
|---|---|
| 在カラチ全権大使 | |
| 在ラワルピンディ全権大使 |
|
| 在イスラマバード全権大使 | |
- 和田充広のページへのリンク
